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自治体の皆さまへ

魅力発見!おやべ職場探訪 第(40)回

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富山県小矢部市

■前田建設株式会社小矢部支店
◇創業130年の歴史 手掛けるは人が集う場所づくり
明治26年に米穀商であった石黒兵太郎翁によって煉瓦製造販売、製材、土木建築請負を生業として西砺波郡石動町上り屋敷(現在の小矢部市観音町)で創業した「石黒商店」をルーツに持つ前田建設。会社の設立は昭和23年の7月であり、今年で75年を数え、石黒商店の時代までさかのぼると、創業130年を超える老舗企業です。現在では本社を富山市内に構えていますが、創業の地小矢部に支店を置き、これまでに小矢部市民交流プラザや大谷こども園などの公共施設をはじめ、市内の医療施設やカフェなど多くの「人の集う場所」の建設を手掛けてきました。
前田建設ならではの工法はありますか、と尋ねたところ「地中熱」を利用した24時間換気システムを採用しているとのことで、換気をしながら建物全体の温度を緩やかに調整することにより、夏場の暑さ・冬場の寒さを和らげ、光熱費の抑制につながるのだとか。最近では夏場の気温が35℃を超える日が多いことから、この換気システムを導入しておられるお客様からは大変喜ばれているそうです。
会社として力を入れていることは何ですか、と伺うと、廃棄物の削減や男女共同参画を目指した働き方改革などによる社員がいきいきと働くことができる職場環境づくりなどの「SDGsへの取組」とのお答え。近年の安定した新入社員の採用、人財の育成にもつながっているとのことでした。更には、小中高生を対象とした出前教室の実施や職場体験の受入れといった、いわば「未来の人財育成」にも取り組んでいます。参加した子どもたちにチャレンジすることや「あたりまえ」の反義語である「有難う」と言ってもらえる仕事をすることの大切さを伝えつつ、この子たちといつか職場で再会できたら…と考えるのだそうです。
人が集う場所、魅力ある人財をつくる前田建設に魅力を感じたあなた、その力をこの会社で発揮してみませんか。

◇働く人に聞きました
岸(きし)克範(かつのり)さん (平成29年入社)
私は現場代理人として、安全確保、品質向上、工程管理などの仕事をしています。現場を円滑に進められるよう、そして完成した時により喜んでもらえるように、職人や顧客とのコミュニケーションを密に取るよう心掛けています。
工事現場ごとに仕事内容も大きく異なるため、現場を乗り越えるたびに成長を実感できます。
最近では若手の育成のまとめ役として、新入社員と共に自身もスキルアップできるよう精進しています。

◇うちの会社の強み
その1 数多くの市内施設や県内施設の施工実績
その2 二酸化炭素や産業廃棄物の削減などによるSDGsへの取組

◇事業所データ
事業所名:前田建設株式会社小矢部支店
設立:昭和23年
業種:総合建設業
住所:本町3-15
【電話】67-1050

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