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自治体の皆さまへ

魅力発見!おやべの職場探訪 第(49)回

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富山県小矢部市

■株式会社サンドライ
◇持続可能な地域社会の実現に向けた挑戦を続けています
株式会社サンドライは、津沢の本社店舗のほか、小矢部市、砺波市、南砺市のショッピングセンター内で5店舗を構えるクリーニング業を営む会社で、昭和32年に「しばたドライセンター」として創業してから65年以上の歴史を持つ老舗企業です。
サンドライのクリーニングの特長は、何といっても徹底した自社管理による高い品質へのこだわり。汚れや生地の状態を見極めたうえで専用の洗剤・洗浄槽を用いる独自開発技術である「真っ白加工」が好評で、リピートオーダーを多く受けているそう。一般的には取扱いが難しいチャイルドシートやベビーカーなども受け入れた経験があるのも自社施設での管理がなせる業で、「洗ってみたい!」というチャレンジ精神がその原動力になりましたね、と笑顔でお話しいただきました。
近年では、法人や団体との取引が増加し、西は金沢市から東は滑川市までその商圏が拡大。ホテルや病院からの大量オーダーに対応するため、衣類やタオルなどを自動で折り畳む機械をはじめとした設備投資を行うことで、生産性の向上および働き方改革に成功。従業員の4割近くが65歳以上ということもあり、長く働くことができる環境整備に力を入れているとのことでした。
お話を伺う中で「女性の活躍推進企業」、「とやま女性活躍企業」の認定書や「富山県SDGs宣言」が掲示されているのが目に留まったのでその取組を伺うと、女性管理職の比率が8割であることや太陽光発電設備の設置による使用電力量の大幅な削減に成功したことに加え、「おやべイクボス宣言事務所」、「災害時のクリーニング協力に関する協定」の締結など小矢部市との密接な関わりもご紹介いただきました。
サンドライは企業活動を通じて、これからも人・地域に求められる企業であり続けます。

◇働く人に聞きました
棚田(たなだ)幹(もとき)さん(平成30年入社)
前職は造園業を20数年していました。今は、クリーニング師として洋服やユニホームなどの洗いや、アイロン仕上、配達の仕事をしています。クリーニングといっても色々な洗濯方法があり、素材や色・形によっても洗剤や洗い方が違うので、技術・知識・経験が大切になります。また、風合いを変えないで綺麗に仕上げることの難しさを知りました。まだまだ半人前ですが、技術・知識・経験を積み、お客様に喜んでもらえる職人になりたいです。

◇うちの会社の強み
その1 個人顧客部門と法人顧客部門の二刀流での事業展開による安定した経営環境
その2 社会福祉法人が運営する就労支援施設との事業連携など、地域に根差した企業活動

◇事業所データ
事業所名:株式会社サンドライ
設立:昭和62年
業種:クリーニング業
住所:津沢一丁目64
【電話】61-2273

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