本市では昨年度「第3次健康おやべプラン21」「第9期小矢部市高齢者保健福祉計画」を策定し、市民一人ひとりが健やかで心豊かに暮らすことができる活力ある地域社会と、健康寿命(健康で自立して暮らすことができる期間)の延伸を目指しています。
■小矢部市の令和5年度平均寿命と健康寿命 ( )内は令和4年度
平均寿命 男性82.8歳(82.4歳) 女性87.7歳(86.8歳)
健康寿命 男性80.7歳(80.5歳) 女性83.9歳(83.0歳)
※国保データベースシステムより※算出方法の違いにより、国、県の数値とは比較できません。
令和5年度は令和4年度と比較して、男女ともに平均寿命および健康寿命が延びました。健康でいられる期間(健康寿命)を長くし、平均寿命との差を短くしていくことが大切であり、市では平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加を目指しています。
「第3次健康おやべプラン21」では、7つの分野・16項目について、それぞれ目標を立てて、健康づくりに取り組んでいきます。健康は目に見えない財産です。健康づくりは個人でも取り組めますが、家族や仲間と声を掛け合いながら、一緒に楽しく健康づくりに取り組みましょう。
■7つの分野の各取組と目標
(1)栄養・食生活〜健やかな未来を育む食生活〜
(2)身体活動・運動〜運動で心も身体もリフレッシュ〜
(3)休養・睡眠・こころの健康〜ストレスを上手にコントロール〜
(4)たばこ〜禁煙にチャレンジ〜
(5)飲酒〜適量を守り、健康を守ろう〜
(6)歯と口腔の健康〜健康な歯と歯ぐきをいつまでも〜
(7)健康チェック〜受けよう健診守ろう健康〜
■小矢部市民の病気の傾向
本市は国や県に比べて糖尿病の人の割合が男女ともに高くなっています。また、標準化死亡比*によると男女ともに心臓病や脳梗塞で亡くなる割合が全国と比較して高い状況です。さらに女性の胃がんも全国より高くなっています。
*標準化死亡比(SMR)…年齢構成の異なる地域間で死亡状況の比較ができるように年齢構成を調整し、そろえた死亡率のこと。SMRは、通常全国を100とし、100より大きい場合は死亡率が高く、100より小さい場合には死亡率が低いと言えます。
[小矢部市の死因]
標準化死亡比(SMR)5年間(平成30年~令和4年)平均
■「朝食」は大事!
本市では、市民全員が「朝食を摂ること」の重要性を理解し、「朝食を食べる」ことからはじめる健康づくりを推進します。次ページの特集「やっぱりしっかり朝ごはん〜おやべ朝食レボリューション〜」もぜひご覧ください。
問い合わせ:健康福祉課
【電話】67-8605
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