小矢部市長 桜井森夫
あけましておめでとうございます。市民の皆様には、健やかに令和7年の新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。昨年中も、市政の発展に格別のご理解とご支援を賜りましたことに深く感謝申し上げます。
さて、昨年は、元日に発生した能登半島地震によりまして本市は大きなアクシデントを抱えてのスタートとなり、現在も、鋭意災害復旧に取り組んでいるところでございます。
市役所本庁舎においても構造体に大きな被害を受けており、専門家の調査結果により建替えが望ましいとの判断がなされました。建設地については、昨年5月に開催した「市長とのタウンミーティング」における市民の皆様のご意見を踏まえ、総合的に判断し現在地での建替えをすることとしました。昨年12月には「市新庁舎整備基本計画」を策定し、今年は基本計画で示した新庁舎の機能を具体化するため、基本設計及び実施設計を進めてまいります。今後に備え、災害に強い災害対策拠点を早急に整備するためにも、スピード感を持って整備に取り組み、安全・安心な庁舎にしたいと考えております。
本年も災害復旧を最優先に進めてまいりますが、このような状況でありましても、市民生活の質の向上と地域の活性化を推し進めていけるように努めてまいりたいと考えております。
「第7次小矢部市総合計画」に掲げる将来像「魅力・安心・充実しあわせおやべ」の実現に向けて、2年目となる後期実施計画をしっかりと進め、自治体DXの推進やゼロカーボンシティの実現に取り組むなど住民サービスの向上を図り、市民の皆様が「小矢部市に住んで良かった」と実感できるまちづくりを着実に進めてまいります。
結びになりますが、皆様方にとりまして本年が幸多い一年となりますことを、心よりお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。
令和七年一月
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