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芸術文化館出演者インタビュー

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富山県氷見市

今回は、8月6日に開催された「野生の息吹」動物写真家岩合光昭+彫刻家大森暁生二人展のギャラリートーク終了後、大森暁生さんにお話を伺いました。
●彫刻家大森暁生さん「氷見は心が伸びをする場所」

《Profile》
●大森暁生(おおもりあきお)
1971年東京生まれ。愛知県立芸術大学美術学部彫刻専攻卒業。1999年工房D.B.Factory開設。国内外での発表に加え、異分野とのコラボも積極的に行い、表現の幅を広げている。

〇氷見市の印象は?
芸術文化館の建設中に初めて氷見を訪れ、今回で7回目の訪問になります。私が東京にいるからなおさらですが、氷見はのどかで「心が伸びをする(安らぐ)場所」だなと感じています。

〇写真家の岩合光昭さんとのコラボ展の感想は?
来場した皆さんはまず岩合さんの写真をご覧になり、最大限ハードルが上がった状態で僕の作品をご覧になるという構成になっており、腕試しをされているような思いでした。その上で、お客さんが喜んでくだされば、僕の喜びも自信もひとしおです。

〇芸術文化館のホールを使った展示の印象は?
美術館のまね事ではなく、美術館以上の展示を達成して初めて、この会場でやる意味があると思います。いろいろ考えた末に、舞台の美術バトン(パネルなどをつり下げ、昇降させる装置)を展示に使いました。照明については、美術館では通常小さなライトを使いますが、今回は舞台演出用のライトを使えることが楽しみでした。実際に使うと「こんなことができるのか!」と驚き、僕自身も感動しました。

〇氷見市民へのメッセージ
芸術は難しいものではなく、家で花を飾るとパッと華やかになることと変わらない日常的なものだと思います。動物園や映画に行くくらいの気持ちでこのような作品展を楽しんでいただけたら何よりもうれしいです。

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