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農業遺産だより No.11

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富山県氷見市

今年5月に氷見市はSDGs未来都市に選定されました。実は、日本農業遺産(氷見の持続可能な定置網漁業)とSDGsには深い関わりがあり、農業遺産を学び、守り伝えていくことがSDGsの達成につながります。
日本農業遺産の認定基準の一つに「(1)食料及び生計の保障」があります。これは「地域の人々が安定的に食べ物を手に入れたり、生計を維持したりするのに貢献している」という意味で、SDGsの目標1「貧困をなくそう」や目標2「飢餓をゼロに」、目標8「働きがいも経済成長も」と関係があります。
また、「(2)農業生物多様性」という認定基準もあり、これは「食料や農林水産業に関わりのある世界(日本)にとって重要な動物や植物などの種類が豊富である」という意味で、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」や目標15「陸の豊かさも守ろう」に対応しています。
氷見地域はこの2つを含む8つの認定基準を満たし、日本農業遺産に認定されました。網に入った魚の3割程度しか取らない定置網漁や、県栽培漁業センターで育てた稚魚を放流する活動などは、特に目標14「海の豊かさを守ろう」に貢献しています。
今後も広報ひみでは、農業遺産関連のイベント情報をお知らせしますので、ぜひご参加ください!
●日本農業遺産の認定基準と関係するSDGs
(1)食料及び生計の保障
(2)農業生物多様性

問合せ:氷見農業遺産推進協議会事務局(地方創生推進課内)
【電話】74-8011

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