◆「特産品の維持に向けて」地域マーケティング推進員 濱本 恭平
令和3年5月の着任から、市内の海や畑、商店街を走り回る日々が続いています。各地域の特産品の発掘や需要調査だけでなく、生産や販売、地域活性化につながる仕事を手伝うことで、氷見の魅力をつくり出す才能豊かな人たちとのネットワークができました。
その一方で、地域の実情を知れば知るほど、課題が浮き彫りとなりました。少子高齢化に伴う生産力の低下や後継者不足のほか、人材を確保できず外への売り込みが困難な地域もあり、特産品が消滅の危機にひんしています。
この課題に対し、商品の宣伝だけでなく、収穫体験イベントの開催やレシピの開発など、多くの人が特産品の生産や活用にも興味を持つような企画を展開し、地域のマーケティング力を高めるよう取り組んでいます。
任期は残り半年となりましたが、引き続き、豊富な地域の魅力を維持できるようサポートしていきます。
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