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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ

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富山県氷見市

◆氷見市長 林 正之
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。また、旧年中は市政発展に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、氷見市では昨年、スポーツでの明るい話題が多く、大きな盛り上がりをみせました。3月には、氷見高校が第95回記念選抜高等学校野球大会に30年ぶりの出場を果たしたほか、7月には、氷見を拠点とする社会人ハンドボールチーム「富山ドリームス」が日本ハンドボールリーグに参戦、8月には、大相撲夏巡業「氷見場所」が38年ぶりに本市で開催されました。10月には、氷見高校の青野選手がプロ野球ドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスから指名を受け、その後プロ入りが決まったほか、ハンドボール男子日本代表が36年ぶりに自力での五輪出場を決めたアジア予選決勝において、本市出身の安平選手がチーム最多得点を挙げ勝利に貢献するなど、両選手の話題は、多くの子どもたちに夢と希望、勇気を与えてくれました。
本年は、第9次氷見市総合計画前期基本計画の折り返しとなる3年度目にあたり、本市の飛躍につながるまちづくりを進めていく上で重要な年となります。
人口減少対策や人口が減少しても幸せに暮らせるまちづくりをはじめ、SDGs未来都市の選定を契機とした「誰一人取り残さない」持続可能な社会の実現に向けた取り組み、「子育て施策日本一」を目指した子育て支援、デジタル化とゼロカーボンの達成に向けた取り組み、長期化する物価高の影響を受ける市民生活および事業活動への支援など、喫緊の課題に的確かつスピード感を持って取り組んでまいりたいと考えております。
市民の皆さまがふるさとに誇りと愛着を持ち、幸せに暮らし続けることができるよう、誠心誠意全力を尽くして市政に取り組んでまいりますので、皆さまのご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
結びに、新しい年が市民の皆さまにとりまして、幸せに満ちた1年となりますようご祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。

◆氷見市議会議長 積良 岳
令和6年の年頭にあたり、氷見市議会を代表して、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
市民の皆さまには、お健やかに新しい年の始まりをお迎えになられたことと存じます。
昨年を顧みますと、春の選抜高校野球大会に氷見高校野球部が30年ぶりに出場し、優勝した山梨学院高校に初戦で敗れはしたものの、甲子園の大舞台で躍動する選手たちの姿に多くの感動と勇気をもらいました。大会でエースとして活躍した青野拓海選手が、東北楽天ゴールデンイーグルスからドラフト8位で指名を受けたニュースは、多くの球児たちに夢と希望を与えてくれました。
8月には38年ぶりとなる大相撲氷見場所が開催され、地元力士である朝乃山の取組は、会場を埋め尽くした多くの観衆を魅了しました。また、氷見市を本拠地として活動し、昨年から日本ハンドボールリーグに参戦した富山ドリームスがリーグ戦初勝利を挙げるなど明るい話題が多く、スポーツを通して元気づけられる1年となりました。
一方で、日本経済に目を向けますと、新型コロナウイルス感染症の影響が縮小する中で、景気は回復傾向にあるものの、不安定な国際情勢はますます混迷を極め出口が見えない状況にあります。加えて、急激に進む為替変動や物価高騰の影響は、私たち市民の生活に直接的な負担となっており、一刻の猶予もない状況にあります。政府には、「デフレ完全脱却のための総合経済対策」による諸施策を早急に進めていただくとともに、本市においても、実情に即した事業の実施を求めてまいります。
本市議会におきましては、JR城端線・氷見線の再構築に伴う財源確保を含め、中長期財政見通しを見据えた上で限りある財源の中、本市にとっての重要性を十分に精査し、市民生活が豊かなものとなるよう臨んでまいります。市民の皆さまが安全・安心に暮らせる氷見を目指して、市民ニーズに応える行政運営が実現されるよう全力を傾けてまいる所存でありますので、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
改めまして、本年の皆さまのご健勝とご多幸を祈念し、年頭のご挨拶といたします。

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