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自治体の皆さまへ

菊地市政がスタートしました

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富山県氷見市

◆「就任のごあいさつ」菊地 正寛
このたびの氷見市長選挙におきまして、市政を担うことになりました。市長としての果たすべき役割の大きさ、職責の重さに身の引き締まる思いであり、今ここに、全力を挙げてその職務に邁進していく決意をしたところであります。私は、氷見市に生まれ育ち、33年余り富山県庁で勤務いたしました。
その間、健康課長や感染症対策課長として、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に最前線で取り組んだほか、広報・ブランディング推進室長として、富山県の魅力の向上・発信などに努めてきました。こうした経験を活かし、まずは、最優先課題である能登半島地震からの復旧・復興に全力を尽くします。被災された方々の声に耳を傾け、1日も早い復旧・復興を目指し、液状化対策や公費解体、災害公営住宅の整備などの「くらしと生活の再建」のほか、「公共インフラの再構築」、「地域産業の再生」にスピード感を持って取り組んでまいります。
加えて、氷見市には、少子高齢化や人口減少の加速など、市政を取り巻く課題が山積しています。このため、「未来づくり」、「地域づくり」、「産業づくり」を政策の3本柱とし、これらの取り組みを通して人口減少を少しでも抑え、たとえ減少したとしても市民の皆さまが幸せに暮らせる氷見市を創ってまいります。
また、市政運営にあたりましては、「公平無私」・「市民奉仕」の精神で、地域の皆さまの声を聞きながら、林・前市長が蒔かれた種を芽吹かせ、しっかりと花を咲かせることはもちろん、私なりの新たな政策にも積極的にチャレンジしていきたいと考えております。
震災からの復旧・復興を含め、氷見市が抱える課題の解決に取り組み、氷見市が以前にも増して活力にあふれ、安全で安心なまちとして発展させるとともに、復興を果たした氷見市を将来世代にしっかりと継承していくことが、私に課せられた使命であります。
しかしながら、その取り組みは、私一人だけで成し遂げることはできません。市民の皆さまとともに震災からの復旧・復興、そしてその先にある「活力とにぎわいのある〝ひみ〞」の創造に「オール氷見」で取り組みたいと思いますので、今後とも一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

■菊地 正寛 プロフィール
昭和43年4月30日生まれ(56歳)
氷見市立加納小学校、氷見市立北部中学校、富山県立高岡高校、明治大学法学部卒業
平成3年 富山県庁入庁
平成29年 経営支援課長
平成31年 くすり政策課長
令和2年 健康課長
令和3年 健康対策室 感染症対策課長
令和4年 広報課長
令和5年 広報・ブランディング推進室長
令和6年 経営管理部次長(9月に退職)

趣味:釣り、メダカ飼育、バンド演奏

◆林 正之 市長退任
11月8日(金)、市役所で林市長(当時)の退任式が行われました。
退任式では、市職員を前に「震災からの復旧・復興に向けて鍵となる「液状化対策」、「災害公営住宅の整備」、「被災家屋の公費解体」などの取り組みを一層加速しなければなりません。ぜひとも、復旧・復興に向けて、菊地新市長を中心として、活力ある氷見市を創っていっていただきたい」とあいさつされ、市役所正面玄関で花束を受け取った後、拍手で見送る職員らに手を振ながら車に乗り込み、市役所を後にされました。

◆「退任のごあいさつ」林 正之
このたび令和6年11月8日をもって、氷見市長を退任いたしました。
平成29年4月の市長就任以来、7年7か月にわたり、市民の皆さまお一人おひとりの幸せと氷見市の限りない発展を願い、全身全霊で市政に取り組んでまいりました。これまでの間、市民の皆さまの多大なるご支援を賜りましたことに深く感謝申しあげます。
私は、全国的な人口減少時代を迎え、氷見市においても今後急速な人口減少が避けられないため、少子化対策やUIJターンの推進、移住者・関係人口の増加などにより、人口の減少をなるべく緩やかにする。また、人口が減少しても幸せに暮らせる社会の仕組みづくりが必要と考え、「氷見元気プロジェクト」として、「住みたいまち」、「働きたいまち」、「育てたいまち」の3つの理念を掲げ、様々な事業に取り組んでまいりました。
そして、最後に与えられた職務が「能登半島地震からの復旧・復興」となりました。私自身、地震の発生直後から被災地へ入り、自らの目で確認するとともに、早急に市独自の支援や復旧方針を打ち出し、被災された方々が、一日も早く安心した暮らしを取り戻していただけるよう、全力で取り組んでまいりました。
そうした中、任期途中で退任せざるを得なくなったことは、痛恨の極みであり、市民の皆さまに大変申し訳なく思っております。
今後は菊地新市長のリーダーシップのもと、市民の皆さまと市議会、市職員が協力し合って取り組むことが不可欠であります。ぜひとも、復旧・復興に向けて、心を一つにして一丸となり、活力ある氷見市を取り戻していただき、市民の皆さまが、地域の絆を大事にして生き生きとした生活をおくられますよう心から願っております。
氷見市の震災からの早期の復旧・復興、そして今後のさらなる発展と市民の皆さまのご健勝とご多幸を心からお祈りいたしまして、退任の挨拶といたします。

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