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「阿尾島田A1号墳出土品」と「朝日長山古墳出土品」が富山県指定文化財に!

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富山県氷見市

博物館が所蔵する「阿尾島田A1号墳出土品」と「朝日長山古墳出土品」が令和6年1月12日、富山県指定有形文化財(考古資料)に指定されました。
氷見市に所在する富山県指定文化財としては、平成5年8月指定の「道神社拝殿 附棟札2枚」(建造物)以来約30年ぶりで、考古資料としては初めてです。
「阿尾島田A1号墳出土品」には、古墳時代前期の畿内、北部九州、丹後との交流でもたらされた武器・農工具・玉類など115点が、「朝日長山古墳出土品」には、古墳時代後期の朝鮮半島南部の系譜に連なる装飾品や馬具、県内では2か所でしか出土していない埴輪など68点があります。
また、同じく市内の古墳からの出を体感できるようになっています。
展覧会初日の開会式に参加し、氷見の獅子舞について解説しました。会場では、段ボールでできた獅子頭を手に取る子どもや、アメリカから訪れた観光客の姿も見られました。
この展覧会は、氷見の獅子舞を多くの人々に知ってもらう良い機会になるでしょう。そして今度は、氷見で台湾の獅子舞を紹介することができればと考えています。(博物館主任学芸員大野究)土品で、富山県埋蔵文化財センターが所蔵する「加納南9号墳出土品」の武器・武具など28点も富山県指定文化財に指定されました。
氷見市に約400基ある古墳の中でも、発掘調査が実施された古墳は、わずかしかありません。県が今回指定した3古墳の出土品は、いずれも古墳時代の広域にわたる交流や交易を示すものとして重要な資料です。博物館では、そのうちの一部を展示していますので、ぜひご覧ください。

問合せ:博物館
【電話】74-8231

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