令和4年度の一般会計・事業会計・特別会計の決算は、令和5年12月市議会定例会で認定されました。
一般会計の決算は、歳入が278億6343万円、歳出が268億2440万円でした。歳入歳出差引額から令和5年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は、9億8238万円となり、これまでと同様に黒字決算となりました。
一般会計の市債残高は、250億116万円で対前年度比4億2131万円の増加、貯金である基金残高は、86億7862万円で前年度比4億2720万円の増加となりました。財政健全化法に基づく健全化判断比率などでも、事業会計を含め、どれも国の定める基準を下回り、財政・経営の健全性は確保されています。
このような決算の状況を踏まえ、将来にわたって安定した財政運営を行うことができるように、より一層の財政の健全化に向けて、引き続き取り組んでいきます。
◆一般会計決算内訳
《前年度との比較》
●繰入金の増…+11億4761万円
芸術文化館の整備財源として教育文化振興基金に積み立てていたものを、芸術文化館の整備で発行した市債の償還に向けて減債基金に積み立てるための取り崩しなどによるもの
●地方交付税の減…△1億2250万円
市税の増加による基準財政収入額の増加に加え、臨時財政対策償還基金費が皆減となったことなどによる基準財政需要額の減少によるもの
◆事業会計決算額
◆特別会計決算額
《前年度との比較》
●消防費の増…+8214万円
救助工作車や消防分団車の購入になどによるもの
●農林水産業費の増…+7731万円
物価高対策に伴う農業や漁業などの経営体に対する支援事業の実施などによるもの
●商工費の増…+5991万円
地域経済を支援するため、プレミアム付きひみPayやひみキトキト商品券を販売したことなどによるもの
◆財政健全化判断比率の状況
問合せ:財務課
【電話】74-8015
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