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自治体の皆さまへ

目指さんまいけ!健康長寿

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富山県氷見市

◆脳卒中・心臓病・腎臓病予防に家庭で血圧を測りましょう
高血圧が続くと動脈硬化を引き起こし、脳卒中・心臓病・腎臓病などの大きな病気になるリスクが高まります。血圧は季節や時間帯、心の状態によっても変化しやすく、冬は暖かいところから寒いところに移動したときなど、寒暖差によって血圧が急変動し、血管や心臓に負担がかかるので注意が必要です。
健診や医療機関での測定だけでは判断することが難しいため、日頃から自分の血圧を測定し、記録することが大切です。

▼高血圧のタイプ
自分の血圧がどのタイプに当てはまるかは、診察室血圧(健診や医療機関で測定)と家庭血圧(自宅で測定)の両方で知ることができます(図2)。
自宅で血圧を測ると正常なのに、医療機関では緊張などから一時的に血圧が高くなるタイプを「白衣高血圧」といいます。すぐに薬を飲む必要はありませんが、持続性高血圧に移行する場合がありますので、生活習慣を見直しましょう。
医療機関で血圧を測ると正常なのに、自宅で測ると高い場合を「仮面高血圧」といいます。このタイプは、医療機関で見つけることが困難な上、脳卒中や心臓病になる危険性は持続性高血圧と同等です。

◎家庭血圧が高い人は、治療が必要な場合があります。医療機関に相談しましょう。

▼自宅での血圧の測り方
昼間の血圧が正常な人でも、睡眠中や目覚める前後に血圧が急上昇する人は、診察で高血圧を見つけることが難しいため、日頃から自宅で血圧を測っておくことが大切です。
(1)正しい方法で血圧を測りましょう
毎日同じ条件で測定することで、自分の血圧値をより正確に知ることができます。朝と夜、1日2回の測定がお勧めです(図3)。
(2)測定値を記録しましょう
測定した数値は記録して、診察時にかかりつけ医に見てもらいましょう。治療を決めるときの大切な判断材料になります。

◆「受診勧奨」や「保健指導」の案内が届いた人は医療機関に相談を!
今年度、住民健診を受けた人で高血圧の重症化リスクが高い人に、昨年10月下旬から順次、「受診勧奨」や「保健指導」の案内文書を送付しています。案内が届いたら、医療機関にご相談ください(糖尿病の重症化リスクが高い人にも案内しています)。
対象:後期高齢者医療制度の加入者(糖尿病は国民健康保険の加入者も対象)

問合せ:市民課
【電話】74-8061

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