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地域おこし協力隊「第6期生の3人が卒業しました」

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富山県氷見市

地域おこし協力隊として令和3年4月1日に着任した3人が、3月31日に卒業しました。今後も氷見市を拠点に活動していく3人の、これまでの活動とこれからの意気込みを紹介します。

◆新しい農業推進員 菅澤 康平(すがさわこうへい)
活動地域・団体:柳田地区・柳田営農組合
活動内容:
柳田営農組合と連携し、サツマイモ・落花生の自然栽培や耕作放棄地の活用、収穫体験イベントを開催。農業を通じた集いの場の形成に取り組みました。
●氷見で暮らす理由を再認識
10年ぶりに氷見へUターンし、これまで農作業もろくにしたことがありませんでしたが、柳田地区で3年間活動し、地域の皆さんから「これからもたのんちゃ」と言ってもらえてうれしく感じています。
能登半島地震で自宅が傾いてしまったとき、なぜ氷見で暮らすのかを改めて考えました。自然豊かで魚のおいしい地域は、日本国内にたくさんあると思いますが、活動する中で関わった人や、声をかけてくれた同級生、その家族が好きで心地が良いから、氷見で暮らしたいのだと気付かされ、自分もそんな雰囲気をつくっていきたいと思いました。
今後は米作りや畑の有効活用を模索しながら、子どもたちのスポーツ指導にも携わり、冬には酒蔵「高澤酒造場」で仕込みを手伝いながらワクワクした日々を過ごす予定です。
子どもたちの健やかな成長のためにと立ち上げた「ひみオーガニック給食プロジェクト」にも引き続き取り組んでいきますので、今後ともよろしくお願いします。

◆地域おこしリポーター 吉田 サラダ(よしださらだ)
活動地域・団体:市内全域・能越ケーブルネット
活動内容:
「サンデーひみ」などの地域情報番組にリポーターとして出演し、地域の魅力を発掘しながら視聴者が笑顔になる番組作りに取り組みました。
●氷見の皆さんを笑顔に!
家族で氷見市に移住して、3年が経ちました。早いっ!笑
「サンデーひみ」などのリポーターのほか、お笑い番組を企画して公開収録をしたり、小学校で動画制作のワークショップをしたり、氷見警察署の一日署長をしたり、充実した3年間を過ごしました。今では地域の小学生から「あっ!吉田サラダだー!」とか、地域のおばあさんから「あんた、9チャンで面白いこと言う人やねー!見とるよ」と声をかけていただき、うれしい限りです。
しかし、氷見市の皆さんの笑顔を少しでも増やせたかなと思っていた今年の1月1日に、能登半島地震が起こりました。今は復旧第一で、それが落ち着いたときが、やっと芸人としての僕の出番だと思っています。これからは氷見の皆さんの元気と笑顔を取り戻せるように頑張ります!これからも氷見市に住んで皆さんの笑顔をいっぱい見られるように芸能活動や面白い取り組みをしていこうと思います。これからも応援よろしくお願いします!

◆久目地域づくりリノベーター 伊藤 野々香(いとうののか)
活動地域・団体:久目地区・久目地区地域づくり協議会
活動内容:
久目地区地域づくり協議会と連携し、久目地区交流館(旧久目小学校)をリノベーション(改修)し、多くの人が訪れる空間作り・運営に取り組みました。
●地域の寛容さと力に感謝
着任1年目は、久目地区交流館を令和3年7月にオープンすることを目標に、図書室・ラウンジとキッズスペースを整えました。3年間で、レコードを展示するための壁やコワーキングスペースを整備するなど、少しずつ機能を充実させました。
来館者にとって居心地が良く楽しい場所とはどのような場所かを常に考え、時には無料で飲み物を振舞う「フリードリンクデイ」などのミニイベントを開催し、冬にはこたつを設置するなど、久目地区地域づくり協議会や地域の皆さんと一緒に、滞在時間を延ばす取り組みを行ってきました。おかげさまで地区内外から遊びに来ていただき、来館者数は年々増えています。再び楽しい声が響く場所となり、うれしいです。
退任後も、引き続き久目地区で、イベントやチラシなどのデザイン面で関わっていきます。今後も久目地区を中心に、氷見市の魅力を皆さんと一緒に再認識し、はぐくみ、発信していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

問合せ:地域振興課
【電話】74-8013

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