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地域おこし協力隊「第9期生の隊員が4 月から2人加わりました」

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富山県氷見市

氷見市に移住し、最長3年間にわたり地域の課題解決や活性化のために活動する「地域おこし協力隊」に、4月1日から新たに2人の隊員が加わりました。
●世界で活躍する人材育成を目指す(放課後や休日等を活用した教育プログラムの実施)佐藤栞(さとうしおり)(前住所:東京都)
東京都の国分寺市に住みながら大学で教育学を専攻し、これまで、「子どもが一歩前に進むための踏み台を作りたい」という思いで、子ども向けのワークショップ、教育系のボランティア活動に取り組んできましたが、このたび大学を休学し、地域おこし協力隊として活動することを決意しました。
未熟なところもありますが、子どもたちにより近い年齢であること、大学生活で培ってきた知識と行動力を生かし、氷見市の教育を盛り上げていきたいです。主に、他教科横断型の探求学習や、体験学習から子どもたちの好奇心を育み、自己肯定できる場面を増やしたいと考えています。
すでに氷見市の皆様には大変温かく迎え入れて頂き、ありがたく嬉しい気持ちでいっぱいです。より一層地域の方々とも連携し、自分のできることに精一杯取り組む所存ですので、これからよろしくお願いします。

●「灘浦みかんの一大ブランド化」布施直樹(ふせなおき)(前住所:京都府)
京都府舞鶴市でイチゴや京野菜「万願寺甘とう」の栽培を中心に農業を営んでおりました。その経験を活かし宇波地区で栽培されている「灘浦みかん」のブランド力強化と宇波地区の地域活性化に関わって参ります。
農業と一口に言ってもミカン栽培は全くの未経験なので、まずは地域の栽培農家の方々から栽培方法を学び、それを通じて「灘浦みかん」の現産地や、宇波地区の自然環境、歴史、風習、文化等の違いについて時間をかけてしっかりと理解し、活動に取り組んでいきたいと思っています。
農業は後継者不足に悩まされています。「儲からない」事が主な原因だと思いますが、一方で最近は「儲かる」という価値以外のものが見直されている時代でもあります。農業の多様な魅力を発信し、後継者の確保にも繋げていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

◆第6期生の隊員が卒業しました
地域おこし協力隊として令和3年5月1日に着任した濱本恭平さんが、4月30日に卒業しました。今後も氷見市を拠点に活動していく濱本さんの、活動を振り返りこれからの意気込みを紹介します。

●地域マーケティング推進委員 濱本 恭平(はまもときょうへい)
氷見市に初めて来てから、宇波や八代地区など様々な地区の方々や観光協会、湊町内会など氷見の多くの団体や企業、飲食店の人たちに見守られ、無事に3年間の任期を全うできました。
氷見市の魅力や特産品の発掘、商品開発を命題に、様々な人たちの力をお借りしながら、氷見が誇る特産品に関わっていくことができたと思っています。
もう少し多くの地域や特産品を知ることができたらと思うこともありますが、地域おこし協力隊業務を全うすることができ、見守っていただいた氷見市の皆様に心より感謝申し上げます。
これからも変わらず、氷見市の魅力作りや特産品作りに尽力し、氷見市に住みたいと思えるような環境作りを目指し、楽しく活動をしていけたらと思っています。

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