◆被災地区意見交換会でのご意見と対応について
令和6年能登半島地震からの復旧・復興に向けて、くらし・生活の再建や地域の現状、課題などをお伺いするため、姿地区、間島・新道地区、比美町・中央町・丸の内・幸町地区、北大町・栄町地区で意見交換会を開催いたしました。
意見交換会では、「公費解体によって生じる新たな課題」や「道路の沈下箇所の復旧」、「今後の避難場所の確認」など、様々なご意見やご要望等をお伺いしました。そのうち、主なご意見等とその回答についてご紹介します。
要望:公費解体された空き地に雑草が生えているが、なんとかならないか。
回答:公費解体は簡易的な整地まで行いますが、その後の管理は所有者が行うこととなります。
要望:建設する災害公営住宅の屋上を避難場所として活用できないか。
回答:災害公営住宅の屋上などに一時退避スペースを設けることとしました。
要望:住まいを離れられた方にも、しっかりと情報発信してほしい。
回答:すぐにお伝えすべき情報は、市ホームページや市公式LINEにて発信していますが、これからも工夫し、適時適切にお伝えしていきます。
要望:道路の修理はいつまでかかるのか。応急修理もできていない箇所がある。
回答:市道路面の陥没等については、砕石での埋め戻しや仮舗装等を行っていますが、仮舗装等が未実施の箇所は、本格的な降雪の前までに急ぎで実施しています。新たな道路の沈下や陥没などが発生するおそれもありますので、発見された場合は、道路課(【電話】74-8071)までご連絡願います。
※市道の復旧の進捗状況については、5ページに詳細を記載しています。
【新たな支援対象のお知らせ】
被災地区意見交換会で伺いましたご要望のうち、次のものについては、令和6年12月補正予算に計上し、新たに公費での解体・撤去の支援対象となりました。詳細につきましては、環境保全課までお問い合わせください。
問合せ:環境保全課
【電話】74-8082
▼公費解体に伴う隣接家屋の境界壁の養生費用を支援
対象:公費解体された家屋に隣接する家屋の境界壁の養生費用
補助上限額:市が行った算定金額と実際にかかった費用のいずれか低い金額
▼地域管理の神社の危険な鳥居や石灯籠等の解体・撤去費用を支援
対象:自治会等が管理する神社内の危険がある鳥居や石灯籠等の解体・撤去費用
補助上限額:市が行った算定金額と実際にかかった費用のいずれか低い金額
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