地域おこし協力隊の活動報告vol.96

26／38

◆『氷見市の新たな特産品を目指して』環境にやさしい農業支援員　三上　啓(みかみけい)
協力隊2年目の現在、にんにく栽培と竹林整備に加え、特産品の開発に力を入れています。昨年10月には富山市のクラフトチョコレート店とコラボした『黒にんにくチョコレート』を商品化することができ、ダークチョコレートの苦みと黒にんにくの程よい酸味が調和した新感覚の大人のおやつに仕上がりました。11月から県内外のカフェやポップアップショップで試験的に販売を行っています。
また、昨年度、布勢地区地域づくり協議会が発足し、その中で地区の皆さんの協力を得てメンマ作りワークショップ、収穫祭を開催することができました。地元の孟宗竹で作ったメンマをトッピングしたラーメンと新米おにぎりを提供したところ、背丈ほどに伸びた竹でも美味しく食べられるということに皆さん驚いており、とても好評でした。地域の皆さんとお会いする機会が増える中で有機栽培について学びたい、竹林整備を見学したいと声をかけていただくことが多くなり大変嬉しく思います。
今後も孟宗竹を使った特産品作りや楽しいイベントを企画し、氷見市を盛り上げていきたいです。