◆氷見市長 菊地 正寛
令和7年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
また、旧年中は市政発展に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年11月に市長に就任させていただいて以来、様々な行事等に出席させていただく中で、市民の皆様からの励まし、お力添え等をいただきながら、市長としての一歩を踏み出すことができたことに対しまして、心から御礼申し上げます。
さて、令和6年能登半島地震の発生から、1年が経過いたしました。あらためて、今回の地震で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
氷見市では、能登半島地震からの1日も早い復旧・復興に向け、被災された方々の声に耳を傾けながら、液状化対策や公費解体、災害公営住宅の整備などの「暮らしと生活の再建」のほか、「公共インフラの再構築」、「地域産業の再生」にスピード感を持って取り組んでおります。
加えて、人口減少や少子高齢化など、市政を取り巻く課題が山積しております。
これらの課題を克服しながら、人口減少を少しでも抑え、たとえ人口が減少したとしても、市民の皆様が幸せに暮らせる氷見市を創るため、「未来づくり」、「地域づくり」、「産業づくり」の3つを政策の柱に据え、「活力とにぎわいのある『ひみ』の創造」を目指して市政運営にあたってまいります。
巳年は、脱皮する蛇のイメージから、新しいことが始まる年になると言われています。復興の先にある未来に向けてしっかりと種を播き、氷見市を震災以前にも増して活力に溢れ、安全で安心なまちとして発展させるとともに、復興を果たした氷見市を将来世代にしっかりと継承していくため、市民の皆様の声に耳を傾けながら、「オール氷見」で取り組んでまいる所存でありますので、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
結びに、新しい年が市民の皆様にとりまして、健やかで希望に満ちた1年となりますよう心から祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。
◆氷見市議会議長 正保 哲也
令和7年の年頭にあたり、氷見市議会を代表して、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
市民の皆様には、お健やかに新しい年の始まりをお迎えになられたことと存じます。
昨年1月1日、午後4時10分に発生しました能登半島地震は、過去に類を見ない程の甚大な被害をもたらし、市民生活を脅かす未曽有の大災害となりました。今もなお残る地震の爪痕を目の当たりにし、当たり前のことが当たり前ではなく日々の暮らしがいかに尊いものかということを改めて痛感させられる次第であります。
震災から1年が経ち、被災者向け災害公営住宅の建設や液状化対策の検討を進められるなど、本市の復旧・復興に向けた歩みは一歩ずつではありますが着実に進んできております。
そうした中、昨年11月に市長として職員の先頭に立ち、震災からの復旧・復興に邁進されてきた林正之前市長が志半ばで職を辞するという大きな決断をなさいました。突然の事態に非常に残念ではありましたが、林前市長の決断を重く受け止めると同時に、一刻も早い震災からの復旧・復興への思いをなお一層強くした次第であります。
一方で、本市の基幹産業の一つであります観光関連産業をはじめとする地域経済の復興、公共インフラの再構築、急激に進む少子高齢化に伴う人口減少問題など本市を取り巻く課題は山積しており、まさに待ったなしの状態にあります。
新たに就任されました、菊地正寛市長には、県職員として長年にわたり様々な分野で幅広く活躍し、その間に培われた知識と能力を十分に活かし、氷見市のリーダーとしての手腕を遺憾なく発揮されますことを期待するとともに、本市議会といたしましても喫緊の課題に対処すべく臨んでまいります。
氷見市議会は、市民の皆様が安全・安心に暮らせる、ふるさと氷見を目指して、市民ニーズに応える行政運営が実現されるよう全力を傾けてまいる所存でありますので、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
改めまして、本年の皆様のご健勝とご多幸を祈念し、年頭のご挨拶といたします。
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