文字サイズ
自治体の皆さまへ

【シリーズ】防災一口メモ(第39回)令和5年10月号

18/44

富山県砺波市

■「実践力を身につけよう」
砺波市防災士連絡協議会 アドバイザー
吉田 宗義
皆さんこんにちは、私は高齢(74歳)の防災士です。今回の「防災一口メモ」では日頃感じている事を語ってみたいと思います。
最初に「昨今の気象はどうなったの…?」、猛暑による「熱中症等健康災害」・「干ばつによる穀物災害」、集中豪雨による「土砂災害」等々、全てが「災害」と言っても過言ではないと感じています。近年は、「線状降水帯」という気象用語が使われ始め、大きな災害が全国で発生しています。7月12日から13日未明にかけての豪雨は、栴檀山地区でも私の記憶に無い最大級の災害となりました。しかしながら、人が巻き込まれなかったのが幸いでした。
TV・新聞の報道や行政機関からの広報等により、多くの皆さんは災害に対する対応を理解されていると思われますが、被災した多くの方々は、知識として理解しているけど、「今までに体験したことがない雨・風・雪・気温」等の言葉が多く聞かれます。
事程左様に私を含め、殆どの方は身に振らぬ火の粉は「他所事」として捉えていたのではと思います。そこで「…一口」ですが、これからは「知的研修・訓練」は当然大切ですが、「実践による研修」をもっと多くする事が大切だと思います。栴檀山地区では、新聞にも報道されましたが「被災しても自活できるように」と、自治振興会や公民館が主催し、「男性も災害時に炊事ができる」を実践しました。皆さんも「実践力を身につける」を研修するのはいかがですか?

■FMとなみ(76.9MHz)
市職員が出演してラジオ番組「防災ファイル」を発信中
月曜17:00〜、火曜9:55〜、木曜7:45〜、金曜10:40〜、土曜13:25〜、日曜12:55〜

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU