文字サイズ
自治体の皆さまへ

社会に学ぶ「14歳の挑戦」

15/45

富山県砺波市

9月25日(月)~9月29日(金)、市内148事業所にて405人の中学2年生がいろいろな体験をしました。各校から1人ずつ、感想をうかがいました。

■出町中学校 堀田 佳太郎(ほりた けいたろう)さん
(体験先:株式会社ヒューマンケア ケアホーム砺波第2ほほえみ館)
学校ではない場所で、自分で何をすべきか考えて行動するということは、思っていたよりも大変でした。しかし、職員の方々から、「相手を想う行動」を学ぶことができたと思います。例えば、利用者さんとふれあうときには、「大きな声で話す」「ジェスチャーをいれる」ことで伝わりやすくなることに気付きました。僕もやってみると、とても喜んでもらえ、僕自身もうれしくなりました。これからも「相手を想う行動」をしていきたいです。

■庄西中学校 岩﨑 愛(いわさき あん)さん
(体験先:有限会社飯田造園)
さまざまな道具を使ったり、植物の知識を学んだりしながら造園の仕事を行いました。木の剪定では、枝が生える方向を考えながら落とす必要があるのですが、うまく見分けられず、道具の扱いも難しかったです。事業所の方は瞬時に判断し、丁寧に剪定しておられました。力仕事のイメージがあったのですが、とても技術の必要な仕事だと分かりました。活動の中で自分の成長を感じることができ、とても充実した5日間になりました。

■般若中学校 満保 穂稀(まんぼ ほまれ)さん
(体験先:富山県砺波青少年自然の家)
私は、砺波青少年自然の家での活動を通して、「気づかい」の大切さを学びました。自然の家では、ハイキングルートの確認や部屋の掃除、掲示物作りなど、さまざまな種類の仕事を体験しました。その中で、職員の皆さんが、利用者の方を気づかった小さな工夫を、たくさんされていることを知り、そのような仕事に対する姿勢に感動しました。また、自然の家には、年間多くの利用者が訪れます。だからこそ、「一人一人に寄りそった対応が大切」という職員の方の言葉が、心に響きました。今回の体験で、学んだ「気づかい」を、これからの生活や将来に生かしていきたいです。

■庄川中学校 木村 力(きむら ちから)さん
(体験先:株式会社ワイケーコウキ)
金属を切断する作業やCADを使った製図を行いました。正確に切断するためにミリ単位で長さを測ったり、細部の線までこだわったりして丁寧に作業を行いました。どちらの作業も、ほんの少しでもずれてしまうと、製品になるときに問題が起きます。問題が起こると後の作業に迷惑が掛かってしまいます。だから、どの作業にも責任があることを感じました。今回の体験を通して、与えられたことに責任をもち、やり遂げる大切さを学びました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU