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自治体の皆さまへ

剪定枝リサイクル 大作戦

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富山県砺波市

毎年秋と春の年2回、砺波市民が家庭や地域で協力して剪定・収集した枝を、高道グラウンドで無料で収集する事業に取り組んでいます。

■収集した剪定枝は、堆肥等にリサイクルしています
当社が掲げるテーマは「地域資源循環」。土づくり事業の他、バイオマス発電事業など、地域で出るバイオマスを資源として有効活用し、地域内で循環させることで、地域の持続可能な発展に貢献する、そんなビジョンをもって事業を行っています。
当社の堆肥は、植物を原材料としたもので「土壌改良資材」とも呼ばれます。土に与えることで、土が柔らかく、水はけ・水もちのいい、健康な状態になり作物がよく育ちます。

・リサイクルされた堆肥は、チューリップ公園でも使用されています!

北陸ポートサービス(株)(射水市)環推進チーム「土」づくりリーダー 立野嘉之さん

■堆肥ができるまで
(1)受入れ
(2)粉砕
(3)一次堆積
(4)二次堆積
(5)ふるい分け
(6)袋詰め

■若い世代も、屋敷林保全に協力しています
3月25日に開催した剪定枝リサイクル大作戦では、ボランティア活動に積極的に取り組んでいる砺波高校生の皆さんに、枝下ろしや受付等の作業を手伝っていただきました。活動に参加した感想を伺いました。

私の家に屋敷林はありませんが、近所でたくさん見かけるので小さい頃から見慣れていました。
今回参加して、集まった「量」に驚きました。管理の大変さが伝わったので、自治体が回収していることはとても良いと思います。同じ方が何度も運び込まれていて、高齢者に代わって地域の方が助け合っている「共助」が印象的でした。
砺波高校2年 坂上陽梨さん

家にも屋敷林があるので、よく手伝っています。
集まってくる枝や葉は思った以上に重くて、大変さがよく分かりました。かなり疲れましたが、皆さんからの「ありがとう」が励みになりました。
現代では、防風や日よけの意味よりも「趣のある景観」としての意味が大きいと思うので、我が家の屋敷林の維持管理にも取り組んでいきたいです。

砺波高校2年 宮田聖人さん

■枝打ち等への支援制度があります
◆散居景観保全事業
散居景観の保全に関する費用の一部を支援します。令和6年実施分の要望調査を次のとおり予定しています。
対象者:「散居景観を活かした地域づくり協定」の締結地区と協定者次の事業費の2分の1を支援します。
支援内容・支援額:
(1)屋敷林の枝打ち…上限20万円/戸※
(2)屋敷林の植樹…上限15万円/地区
(3)散居に関する学習会…上限15万円/地区
※同一敷地内は、4年に1度申請可
施工期間:令和6年2月~12月
提出期間:5月中旬~7月中旬頃
提出物:
(1)業者見積書(施工予定月を明記)
(2)施工場所を示した地図
(3)現況写真
提出方法:各地区の代表者を通して市に提出

問合せ:農地林務課【電話】33-1431

◆景観まちづくり事業
散居景観を保全するために自主的な協定を締結する自治会等を「モデル地域」として指定し、経費の一部を支援します。
○指定の要件(抜粋)
(1)市景観まちづくり計画に規定する散居景観区域であること
(2)高さ約8m以上の樹木3本以上を含む屋敷林に囲まれた住居が全体戸数の約3割以上であること
(3)地域全体の3分の2以上の住居の代表者が協定を締結していること
○支援の内容(抜粋)
(1)モデル地域の指定に向けた活動【上限5万円/1回のみ】
例)会議費用、意識調査の実施費用等
(2)協定の運営に要する経費【上限10万円/年】
例)会議費用、研修会費用等
(3)樹木の管理(中低木)等に要する経費【協定締結住居戸数×1万円/年】
例)防除費用、剪定費用等

問合せ:都市整備課【電話】33-1447

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