文字サイズ
自治体の皆さまへ

文化となみ 第170号(令和5年7月号)

25/32

富山県砺波市

砺波市文化協会は、自主事業の企画と開催に努めます。

■砺波市俳句協会~俳句を楽しみましょう
私たちには、ある身近な日常の現象が、季節感を伴って新鮮に映る瞬間があります。その時の思いを俳句に詠んで残してみませんか。『俳句を始めてみたいけど、難しそう』と思っている方にも、入り口はいつも身の回りにあるのです。
『秋風や眼中のもの皆俳句』と高浜虚子は詠んでいます。
日本は世界中で最も四季がはっきりしている国と言われています。中でも私たちが住んでいるこの砺波地方は、季節を詠む題材に満ち溢れていると言えるのではないでしょうか。その季節感を表す季語を取り入れて、情景やまわりの出来事、自分のその時々の思いを五・七・五(十七音)の定型に当てはめて作ります。これさえ分かっていれば誰にでも作れるのです。季節の玉手箱である歳時記から季語を選びましょう。テレビやネットで俳句のコンテンツを多くの世代が楽しんでいますが、まず自分で気軽に一句作って見ることをお勧めします。
何句か出来たら、知り合いの句会などに定期的に参加して、同じ趣味を持つ仲間と交流しながら多くの俳句に触れる機会を作りましょう。砺波市文化協会傘下の砺波市俳句協会に加盟している句会は十一句会あります。
俳句は短い音数で表現するため、豊かな観察力や直観力が身につきます。
さあ、俳句を始めて一緒に季節の移り変わりを感じ、充実した生活のために自分自身の感性を磨いてみましょう。

■公開講座「俳句をつくってみませんか」受講生募集
日時:
・第一回…9月10日(日)
・第二回…9月17日(日)
・第三回…11月26日(日)
・第四回…12月3日(日)
いずれも13時30分から16時まで
会場:砺波市文化会館研修室
講師:富山県俳句連盟会長 「辛夷」主宰 中坪達哉先生ほか
受講料:無料(ただし資料代500円)
申込み:8月31日(木)までに砺波市文化協会事務局へ
【電話】33-5515

■加入団体紹介~日本の伝統楽器 お琴に触れてうれしい
瀬尾筝曲響の会 代表 瀬尾 和子(瀬尾雅加寿)

瀬尾筝曲響の会は、砺波市文化協会発足より加入し砺波市文化祭に第1回から参加しています。
平成20年から「文化庁伝統文化親子教室事業」の一環として「お琴伝承の会となみ」を立ち上げました。毎年小学生の子供たちが参加してきます。初めて琴爪をはめ音を出します。夏休みから始めて10月の砺波市文化祭に初舞台「さくら」を演奏します。緊張と感動の一瞬です。感動が忘れられず中学生・高校生となっても月1回のけいこを休まず来ています。そして、富山県青少年邦楽合奏団にも加入し、昨年富山県で開催された「とやま世界こども舞台芸術祭2022」フィナーレ公演にオーバードホールにて出演しました。また、レセプションでは海外の子供たちとも交流します。着物を着て外国の方々とのふれあいは、とてもうれしそうで華やかです。
また、当教室は総合カレッジSEOで活動しています。創立50周年にはピアノ、キーボード(尺八、バイオリン)、銅鑼などとの大合奏も経験しました。子供たちの上達は目を見張るものがあります。この瀬尾筝曲響の会は、年齢問わず元気な80代の会員もいます。新年初弾き会では、皆和やかで楽しいひと時を過ごし1年の精進を誓います。今年も「お琴伝承の会となみ」では小学生の参加を募集しています。

■第51回砺波市文化祭日程

■県外研修へのおさそい(8月26〜27日)
文化協会恒例の県外研修を、四年ぶりに一泊二日の日程で実施することになりました。今回は、石川県粟津温泉の伝統的な湯の祭り「おっしょべ祭り」に参加するほか、石川県・福井県の名所を巡ります。
日程:
8月26日(土)8時…砺波市文化会館出発―妙成寺―気多大社―銭谷五兵衛記念館―粟津温泉泊(おっしょべ祭り参加)
8月27日(日)9時…粟津温泉出発―恐竜博物館―永平寺―
17時…砺波市文化会館到着予定
会費:4万5千円
申込み:7月31日(月)までに文化協会事務局へ

■観月会のご案内(9月29日)
中秋恒例の観月会を開催いたします。
出演は、砺波市民謡民舞協会の皆さんです。
お茶席や短歌、俳句、前句の即詠会も予定しております。秋の夜長を名月とともにお楽しみください。
日時:9月29日(金)17時から
会場:砺波市文化会館 多目的ホール
会費:2千円(弁当、団子付き)
お茶席:5百円

問合せ:砺波市文化協会事務局

問合せ:砺波市文化協会
砺波市文化会館内
【電話】33-5515

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU