■防災意識向上プロジェクト
砺波市防災士連絡協議会 会長
水戸 保男
11月16日砺波市庄川生涯学習センターにて「砺波市防災士連絡協議会 防災意識向上プロジェクト防災講演会」を開催いたしました。語り部として福島県いわき市より大河内喜男氏を招き「震災当日の行動と教訓・災害への備えと命を守る行動」と題して、東日本大震災の被災体験や避難所での経験を語っていただきました。
津波が町に迫りくる恐怖や津波が去ったあとに残された大量の瓦礫を前にしての無力感、さらに犠牲者数の多さに無念が伝わってきました。災害の際は自分の命は自分で守るということから(東北では『津波てんでんこ』と薄情のようでもてんでんばらばらに急いで逃げろといわれている)、それぞれになるべく早く避難することを強調され、その後の避難所運営の難しさも語られました。また避難所を運営するには、日頃のコミュニティ力が肝要ということから、コミュニティ力の高いここ砺波にとっては強み部分と感じられました。ご参加いただいた自治振興会・自主防災会の方々、防災士の方々、皆さん真剣に受講され、防災意識を高めるきっかけにされたご様子でした。
最後に平成28年から広報となみにて『防災士の目』『防災一口メモ』と紙幅を頂戴してきましたが、今月号をもってシリーズを一旦終了とさせていただきます。長らくのご拝読ありがとうございました。
■FMとなみ76.9MHz
市職員が出演してラジオ番組「防災ファイル」を発信中
月曜17:00〜、火曜9:55〜、木曜7:45〜、金曜10:40〜、土曜13:25〜、日曜12:55〜
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