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プラごみの出し方どう変わる?なぜ変わる?(1)

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富山県砺波市

■現在
◇燃えるごみの日
プラスチック製品(プラマークなし)

燃えるごみ専用袋

◇資源ごみの日
・プラスチック製容器包装(プラマークあり)

20L以上の透明か半透明の袋

・白色トレー

ステーションの容器

■令和6年4月から
◇「プラスチックごみ/資源ごみ」の日
プラスチック製品(プラマークなし)
+
プラスチック製容器包装(プラマークあり)
+
白色トレー

20L以上の透明か半透明の袋

◇変更の2つのポイント
(1)出し方…白色トレーとプラスチック製品は「プラスチック製容器包装」と一緒にし、20L以上の透明か半透明の袋へ入れて出す。
(2)出す日と場所…各地区の「資源ごみ」や「プラスチックごみ」に出す。(これまでと変更なし)

■4月からプラスチックの出し方が変わります
◆どう変わる?
現在、燃えるごみとして出している歯ブラシやCD、クリアファイルなどの「プラスチック製品」と資源ごみとして出している「白色トレー」の出し方が次のように変更になります。

▽プラスチック製品
現在の出し方:燃えるごみ
4月からの出し方:「プラスチック製容器包装」と一緒にし、20L以上の透明か半透明の袋へ入れて出す。

▽白色トレー
現在の出し方:資源ごみ
4月からの出し方:「プラスチック製容器包装」と一緒にし、20L以上の透明か半透明の袋へ入れて出す。

「プラスチック製容器包装」と合わせて出すことで、ごみの減量化、回収したプラスチックごみをペレット等に再商品化を行い、脱炭素化の意識付けを図ります。

◆これってプラスチックごみ?他のごみ?
たとえプラスチック素材であっても、次に該当するごみは、リサイクルに適していないため、プラスチックごみとして出すことはできません。

分類:
・汚れている…燃えるごみ
・金属がついている…金属
・ガラスがついている…ガラス陶磁器類
・電源式・電池式で動く…小型家電類
・袋に入らない…粗大ごみ

■プラごみの出し方なぜ変わる?ポイントは「燃えるごみの減量化」
砺波市の燃えるごみの内訳
引用:砺波市燃えるごみ組成調査より

資源ごみの推移(t)

家庭系燃えるごみの推移(t)

◇増加している燃えるごみ 減少している資源ごみ
燃えるごみ全体に目を向けてみましょう。市のごみ収集量実績によれば、市から出される燃えるごみの量は令和元年から増加傾向となっています。その一方、資源ごみは、減少傾向にあります。
このため、「プラスチック製品」を資源ごみにすることは、リサイクルを進め、燃えるごみの削減につながります。
燃えるごみは、クリーンセンターとなみに運搬され、焼却処理を行いますが、その際に「焼却灰」という燃え残りが発生します。
その焼却灰は、最終的に「一般廃棄物最終処分場」に埋め立てられます。

◇焼却灰が出やすい「プラスチック製品」
今回資源ごみとして出す「プラスチック製品」からも焼却灰が出やすいため、燃えるごみとして出し続けることは、限りある埋め立て場所である最終処分場を早くいっぱいにしてしまうことにつながります。
また、燃えるごみが増え続けることは、クリーンセンターとなみの焼却設備に負担をかけ、更新時期を早めてしまいます。
より長く、クリーンセンターや最終処分場を使い、自然環境を大切にするためにも、燃えるごみの減量化が求められています。
未来のために、ごみについて今一度考えてみましょう。

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