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自治体の皆さまへ

文化となみ 第174号(令和6年3月号)(2)

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富山県砺波市

砺波市文化協会は、主体的な文化活動の推進に努めます。

■公開講座「俳句を作ってみませんか」を終えて
令和5年度の公開講座「俳句を作ってみませんか」(4回シリーズ)の受講者の中から、お二人に感想をご寄稿いただきました。

◇大浦真緒さん(鷹栖小4年)
わたしは、この講座に参加して俳句の楽しみを学びました。五・七・五のはずむようなリズムから始まった俳句は、現代にも受けつがれています。わたしは参加したことで、周りの皆さんの俳句を見たり聞いたりするのが、今までよりも楽しくなりました。
自分なりの表げんが入っている俳句は、それぞれ感じられる風景が違って見えます。今まで、わたしは俳句とは「むずかしい言葉を使って作ったり、わびさびを感じたりするもの」だと考えていたのですが、参加して、「自分と他の人の句の表げんを比べて親しむもの」に考えが変化していきました。
そんな俳句の楽しさをお友達にも、これから伝えていきたいです。

◇堺井清美さん(柳瀬)
私は、俳句の公開講座に参加しました。講座には、小学生から80歳代の方まで参加されていました。
講座で、俳句に関する様々な事を学び、参加者皆が句を持ち寄り、グループに分かれ、各々が句についての感想を語り合い、更に詠み手が俳句で表現したかった事を話す機会もあり、本当に楽しい時間を持ちました。
中坪達哉先生の添削指導の時間では一句一句を丁寧に解説、添削して頂きました。私には、句で詠まれている情景が目の前に浮かんで来ました。とても貴重な時間でした。先生のお話で「俳句は韻文である。俳句を上手くなるためにはたくさんの俳句を詠むことが大切である。俳句は身辺足下を詠む。」の言葉が印象的でした。
俳句は17音の中に季語、事象、想い、様々な事柄が凝縮されていると思います。今の私は、詠みたいことを上手く表現できずにいます。講座で学んだことを振り返り、たくさんの俳句を詠むことの大切さを実感しています。
俳句を詠みたいと思っている方々と語り合い、俳句について理解を深める講座を受講できたことに感謝します。

■令和5年度事業報告
4/7:
・第1回役員会
・第51回定期総会
4/25:『文化となみ169号』発行
6/26:『文化となみ170号』発行
7/14:第2回役員会(書面表決)
7/29:えんじゃらふれあい夏祭り
8/25:『文化となみ171号』発行
8/26~27:県外研修(石川県・福井県)
9/10~12/3(計4回):公開講座「俳句を作ってみませんか」
9/15~18:フォトクラブ となみ野展
9/24:となみ散居節のど自慢大会
9/29:第38回観月会
10/8:「大正琴の世界」発表会
10/9:前句大会
10/13~15:盆草展
10/14:俳句大会
10/15:「伝統の世界」発表会
10/20~11/26:第47回郷土先人展「砺波の用水開発の歴史」
10/21~22:砺波市華道展
10/22:
・将棋大会
・「歌謡の世界」発表会
10/25:『文化となみ172号』発行
10/28:短歌大会
11/2~5:砺波市菊花展
11/3:「民謡の世界」発表会
11/5:
・「謡曲大会」発表会
・茶会
11/22~26:絵の会どんぐりこ展
11/23:
・囲碁大会
・映画鑑賞会「いとみち」
・出町浄瑠璃大会
12/1:となみ文芸「散居の里」発刊
12/3:安城民よう保存会創立二十周年記念発表会に参加
12/8:文化祭報告会
12/25:『文化となみ173号』発行
2/26:『文化となみ174号』発行
3/9~31:砺波市美術協会会員展
3/18:第3回役員会

■第52回定期総会案内
令和6年度砺波市文化協会第52回定期総会を次の日程で開催します。
日時:4月5日(金)午後6時30分
会場:砺波市文化会館多目的ホール

問合せ:砺波市文化協会
砺波市文化会館内
【電話】33-5515

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