■その時あなたはどうしますか?
どれだけ対策したとしても、クマと遭遇してしまう可能性はあります。また、近年では市内の平野部でもクマが出没しており、いつどこで危険な目に遭うかわかりません。
では、クマによる人身被害を回避するために、クマと遭遇した時にどのような行動が必要なのでしょうか。そこで、クマと遭遇した場合にとるべき行動について確認しましょう。
◆目撃したら
〈警察や市役所に情報提供する〉
住宅地をはじめ、山沿いや田畑など、人の生活圏内で目撃したときは、次の(1)〜(5)を
(1)目撃場所
(2)目撃時間
(3)目撃状況
(4)大きさ
(5)移動方向
農業振興課
【電話】33-1409
か
砺波警察署
【電話】32-0110
まで連絡してください。
◆遭遇したら
〈身の安全を確保する〉
もしもクマに遭遇したら、落ち着いて、クマに背を向けずに、ゆっくりとその場から離れましょう。
クマを驚かすので、大声を出したり、走って逃げるのはやめましょう。逃げることでクマは本能的に獲物と認定します。
■今からできるクマ対策and補助
◆市緊急メール
自分のメールアドレスを登録しておくと、「クマ目撃情報(※)」が自動的にお手元に届きます。「クマ」以外にも、「防災」「道路」「その他」のジャンル毎に発信されます。
※クマらしき動物など、結果としてクマではない場合もあります。
◆となみチューリップ安全メール(県警)
砺波警察署を選んで自分のメールアドレスを登録しておくと、クマの目撃情報、市内の不審者情報や特殊詐欺の予兆の情報など身近な地域安全情報が自動的にお手元に届きます。
◆クマっぷ
市役所・町村役場を通じて県へ報告のあったクマの目撃・痕跡の情報が提供されています。
通勤、通学や行事開催予定箇所のクマの出没情報を確認することができます。
◆果樹伐採の補助
柿の木など、クマの誘引物となる樹木の伐採に係る費用の一部を補助します。(補助を受けるためには条件があります。詳しくは、農業振興課までお問合せください)
【対象経費】伐採等に必要な機械借上げ料、消耗品、オペレーター経費等、伐採作業業務委託費用、地域活動に要する経費等
【経費上限】伐採果樹1本あたり15千円
【補助率】3分の1以内(伐採果樹1本あたり5千円上限)
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