テーマ:お薬の困り事はありませんか?
■ポリファーマシーとは?
必要とする以上の薬や不要な薬が処方されていることにより、薬による有害事象(副作用等)が出現したり、飲み忘れによる残薬の増加等の問題につながる状態をいいます。
■特に注意が必要な方
高齢者は、加齢に伴う複数の病気を持っていることや、内臓の働きの低下で薬を分解する力が低下することから、特に注意が必要です。
■薬を正しく内服するためには?
(1)かかりつけ薬局をもちましょう。
複数の医療機関にかかっている場合や市販薬を使用する場合でもかかりつけ薬局を決めておけば、薬の重複や飲み合わせによる副作用などがないかについてチェックしてもらえます。
(2)お薬手帳を持ちましょう
お薬手帳は、病院や薬局ごとに分けるのではなく、全て1冊で管理しておくことで、薬の重複やよくない飲み合わせを未然に防止できます。市販薬の利用や健康食品の摂取も記入することをお勧めします。
(3)処方内容を理解した上で服薬しましょう
薬が処方された際、その効果や用法・用量を理解した上で服薬していますか?薬を効果的に使用するためには、正しい服薬方法を守り、自己判断で飲み方を変えないことが大切です。
お問い合わせ:生活環境課 保健師
【電話】464-1121
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