舟橋村長 渡辺 光
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、輝かしい令和7年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年を振り返ってみますと、能登半島地震に始まり豪雨災害の発生など、改めて災害に対して高い意識を向けられたところであり、日ごろからの備えというものの重要性を実感致した次第でございます。
また、村内では「サンフラワープロジェクト」を始動させ、村民の皆様のご協力のもと村内の圃場にて種まき、草刈り、そして収穫を行いひまわりの種から搾油を行いました。
初年度ということで、手探りの中での取り組みではありましたが、種まきの際には初めて会った参加者同士の交流を見ることができたり、ひまわりが咲き誇った夏には、ひまわりと電車の写真や動画を撮影される方を見ることができたり、多くの方にお越しいただきました。
本年も継続して取り組みたいと考えており、多くの方々のご参加をお待ちしております。
このサンフラワープロジェクトとともに、政策方針1点目の「未来へと持続する村づくり」として、ふるさと納税への取組をより一層強化してまいります。
昨年は、能登半島地震の被災地支援や全国的なふるさと納税の利用率の高まり等もあり、村に寄せられた寄付金が増加しましたが、今後さらに、魅力ある返礼品の開発に向けて加工品等の製造を村内で実施できないものか検討してまいります。
村民の皆様におかれては、このような施策の取り組みを推進していくためにも、村外のご家族やご友人にぜひ舟橋村のふるさと納税のPRをお願い申し上げます。
続きまして「高齢者にも安心な村づくり」としては、昨年は猛暑対策の一環として温湿度計の配布事業や、国保加入者の方向けに脳ドック費用の助成事業などを実施致しました。
今後もより一層の安心な村づくりを加速させるため、令和7年度中には地域内の公共交通に対して一定の方向性をお示ししたいと考えております。
そして「子育てしたくなる村づくり」として、これまで同様にこども園や子育て支援センターなどの子育て施設への支援の継続及び拡充を進め、妊娠から出産、そして子育てまでを切れ目なく支援してまいります。
また、昨年より村公式のInstagramにおいて、Instagramを利用することの多い世代向けに積極的な情報発信をしておりますので、登録がまだの方はぜひご登録をお願いします。
最後に「公平で透明な役場づくり」に関連して、今年度は外部人材の登用による業務における業務負担軽減や時間短縮、職場環境の改善や、デザインスキルの向上による訴求力の強化などに取り組みました。
同時に、民間事業者との連携協定等に基づく職員研修を実施し、職員一人ひとりのパフォーマンスの向上や、資質の向上に取り組みました。
そして本年は従来の2課体制から3課体制へ移行することとしており、より質の高い、そして速度感のある住民サービス提供に努めてまいりたいと考えております。
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