令和5年度は、高岡市上下水道ビジョンに掲げる「安全」、「強靭」、「持続」の3つの基本方針に基づき、各施策事業を推進しました。水道事業及び下水道事業では、人口減少社会の進展や施設の老朽化など厳しい経営環境のなか、管理経費の節減を図るなど経営の健全化に努めた結果、純利益を計上しました。また民間の技術力を生かし、将来にわたる技術水準の確保、持続可能な上下水道を構築するため、包括的業務委託を引き続き実施し、業務の効率化を図りました。
■水道事業
▽事業概要
基幹管路である伏木送水管の更新事業をはじめ、老朽化した配水管や鉛製の給水管を耐震性の優れた管路に順次更新するとともに、基幹施設である国吉配水場や、五位配水区の送配水管の整備を行うなど、安全で安心な水道水の安定供給と地震などの災害に強い水道施設の構築に努めました。令和6年能登半島地震における被害については、断水の解消とともに管路の応急復旧に全力で取り組みました。
▽収益的収支(事業運営の収支)
▽資本的収支(施設の建設改良の収支)
■下水道事業
▽事業概要
公共下水道及び特定環境保全公共下水道整備をはじめ、老朽化した下水道管路の更新や蓮花寺東における雨水管の整備、大井雨水ポンプ場の雨水ポンプを改築するなど、快適な生活環境や公共用水域の保全、浸水の防除に鋭意取り組みました。また、DXの取り組みとして水位センサーを活用した下水道管渠の不明水調査を実施し、下水道事業の効率化を図りました。令和6年能登半島地震における被害については、下水管路内へ流入した土砂撤去や管路の修繕など、応急復旧に全力で取り組みました。
▽収益的収支(事業運営の収支)
▽資本的収支(施設の建設改良の収支)
※内部資金…収益的収支から内部留保資金(現金の支出を必要としない減価償却費など)を充てたもの
問合先:上下水道局総務課
【電話】20-1622【FAX】20-1624
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