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自治体の皆さまへ

「持続可能な未来都市高岡」の実現を目指して わたしたちからはじめるSDGs(2)

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富山県高岡市

■キワプロ~地元企業の課題を通して地域の将来を考える~
高校生や大学生が、企業が抱える課題を「自分ごと」として捉え、解決に向けた活動を通じて地域の将来を考える「企業の課題発見力と若者の発想力をつなぐ課題解決プロジェクト(キワプロ)」を実施しました。プロジェクトでは、新規就農者の確保や若者に選ばれる企業づくり、爆盛りメニューとフードロス対策など、地元企業が抱える課題や悩みごとに対し、高校生や大学生が企業との交流を通じて解決策を練り上げ発表しました。12月14日(土)に開催した提案コンテストでは、18人の若者が熱のこもったプレゼンを繰り広げました。

▽最優秀賞
〔提案者〕N高校2年生 油谷駿杜(あぶらたにしゅんと)さん
「自分の提案力や行動力を試し、新しい挑戦をする絶好の機会」
地元企業との関わりを深め、地域に貢献するアイデアを形にしたいと思い、このキワプロにエントリーしました。コンテストでは、「若者に選ばれる金融機関を目指す」というミッションに対し、若者が夢や目標を実現するための金融商品「チャレンジサポート預金」を提案しました。目標を達成する過程を楽しみながら貯金できる仕組みで、地元事業者との連携やSNSを活用して広報活動を行うアイデアも盛り込みました。
企業の担当者の方との対話を通じて、地域密着型の金融機関が抱える課題や、若者が金融サービスに求める価値について深く理解することができました。また、提案内容を実現可能な形にするためには、現実的な運用コストや地域の実情を考慮する必要があると学びました。
キワプロの活動を終えて、地域の課題を発見し解決するプロセスに大きなやりがいを感じています。今後は、地元の活性化に貢献するプロジェクトに積極的に参加しながら、社会全体に影響を与えられる仕事に挑戦したいと考えています。地元から全国、さらにはグローバルな視点を持ちながら活動の幅を広げていきたいです。

〔連携企業〕高岡信用金庫地域支援課長 稲崎一郎(いなさきいちろう)さん
「学生との活動を通じて」
今回、油谷さんからは熱意あふれる提案をいただきました。若者ならではの課題解決に向けた提案で感激しています。このキワプロでは、地元企業の課題に多くの学生が関心を持ち、柔軟で自由な発想で意見を述べることができる良い機会だったと思います。企業側にとっても多くの学生に地元企業のことを知っていただくとともに、貴重な意見をいただくことができました。
地域社会の繁栄に貢献するために、地域の事業者への支援を日々行っております。このキワプロに参加された学生を始めとして、若い世代が住みたい街となるよう、微力ながら今後も取り組んでまいります。

■わたしたちが身近でできること
▽アルミ缶やプラスチックをリサイクルしよう!
高岡市では2050年カーボンニュートラルの達成を目指し、資源循環の構築に挑戦しています。御旅屋セリオ前にはアルミ缶やプラスチック資源を回収する「さぁ、ECOBASE」を設置しました。
みなさんの持ち込みをお待ちしています!
▽マイカーの利用を見直そう!
春・夏・秋・冬の季節ごとに「市民ノーマイカーフライデー」を開催し、ノーマイカー運動を推進しています。普段のマイカー利用を見直し、徒歩や自転車、公共交通といった環境にやさしい移動手段を選ぶことで、気軽にCO2排出量の削減に取り組むことができます。できるところからノーマイカー、始めてみませんか?

問合先:企画課
【電話】20-1101【FAX】20-1670

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