◆一般会計【歳入】
◆令和6年度予算を編成
令和6年度当初予算は、第2次総合振興計画の着実な推進を基本とするとともに、地方移住の意識の高まり、リモートワークや複業の普及といったコロナ禍で生じた社会の変化をチャンスに変えていくことを念頭に置いた予算としています。
また、市税収入の大きな伸びが期待できない一方で、人件費や物価高騰による維持管理経費の増加など、非常に厳しい財政状況ではありますが、住む人が輝き、人が人を呼び込むまちづくり政策の推進のため、予算特別枠として黒部の未来枠を設けたほか、本市を取り巻く環境の変化や時代の要請に的確に対応した施策に取り組みます。
◆予算の規模
一般会計の歳出では、感染症法上の5類へ移行したことによる新型コロナウイルス感染症対策費の皆減、市民交流センター整備事業および民間保育所・認定こども園施設整備事業が完了する一方で、会計年度任用職員人件費の増加や国際文化センターカーターホール舞台照明・音響設備、全館LED化改修事業および田家公民館多目的室整備事業の本格的な実施などにより、対前年度比3・6%増の226億7,000万円となりました。
歳入では、個人市民税の定額減税や固定資産税の3年に1度の評価替えの影響を含め、市税は前年度より1,600万円増の77億9,700万円となっています。また、借金による資金調達である市債は臨時財政対策債が減少する一方で、公共施設等の改修事業費や整備事業費の増加により対前年度比24・6%増の16億6,550万円となっています。
一般会計以外では会計年度任用職員人件費の増加などがあり病院事業会計で2億404万円増加しており、全会計の予算総額としては、対前年度比1・7%増の473億5,607万円となっています。
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