〔令和6年度 主な事業〕
令和6年度に実施する主な事業について、総合振興計画における6つのまちづくりの基本方針に沿って紹介します。
◆:予算特別枠「黒部の未来枠」 ◎:新規事業 ○:拡充事業
(1)自然と共生し、安全で安心して暮らせるまちづくり
◆○クマ出没検出装置導入委託費 161万円
クマの出没をいち早く検知するため、熱感知で作動するカメラを集落に近い山中などに設置します。
◎鳥獣侵入防止柵(地域)資材補助金 460万円
野生鳥獣の地域への侵入防止柵を、町内会等が設置する際の資材費を補助します。
◆地球温暖化対策実行計画(区域施策編)策定事業費 605万円
市内全域の二酸化炭素排出量の削減目標達成のため、省エネルギー推進など必要な施策を検討し、計画を策定します。
準用河川等(生地西背戸川外)改修費 1億3,195万円
安全で安心な市民生活のため、河川改修を計画的に実施します。
○公共施設予約システム等整備事業費(スマートロック導入費) 892万円
公共施設予約システム等の整備に合わせ、鍵が無くても暗証番号で解錠できるスマートロックを津波発生時に緊急避難場所となる海岸沿いの小中学校に範囲を広げて導入します。
倒壊ブロック塀等除去支援費 40万円
令和6年能登半島地震により倒壊したブロック塀等の除去費用に対して支援します。
木造住宅耐震改修費補助金 300万円
木造住宅の耐震改修費用に対して、県と連携して支援します。
(2)地域の活力を生み出す産業育成のまちづくり
◆○複業人材活用事業費 600万円
複業人材活用セミナーの開催や複業人材活用への支援に加え、市内企業と複業人材とのマッチングから業務の進め方まで一貫した支援を実施します。
◆◎業務改善応援事業費(賃上げ応援費) 350万円
物価や資源価格が高騰する中、業務改善などによる生産性向上と賃上げに取り組む市内中小企業等を対象に、国の補助金に上乗せして補助し、賃金の引上げ、企業の成長を後押しします。
地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業費 1億1,838万円
観光拠点の再生と高付加価値化により、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けた観光業の業績回復および黒部宇奈月キャニオンルート開業に向けて宇奈月温泉街のまちなか活性化や魅力創出と受入体制の整備を推進するため、国の補助に上乗せして支援します。
◆◎黒部米集出荷体制支援事業補助金 1,907万円
黒部米出荷者の作業軽減、コスト削減を図るため、市管内で生産される米の約7割を取り扱うJAくろべの、電動式移動ラックの導入費用に対して補助します。
◆○漁業担い手確保・育成事業費 700万円
新たな漁業の担い手を確保・育成するため、担い手募集の強化や漁業に就業しやすい環境づくりのための支援制度の創設および魚の駅「生地」の機能強化による黒部ブランドの確立を図ります。
◆◎宇奈月温泉開湯100周年+1事業費(フォーラム開催費) 10万円
開湯100周年、北陸新幹線敦賀延伸、黒部宇奈月キャニオンルート開業といった大きなチャンスを活かし、その恩恵を市全体に広げるため、市主催でこれからの黒部市の観光政策を市民の皆さんと共に考えるフォーラムを開催します。
(3)都市基盤の充実した住みやすいまちづくり
◆◎小型電動カート実証運行事業費 1,240万円
高齢者等の移動が不自由な人も出かけやすくなるまちづくりを目指すとともに、中心市街地の回遊性向上と活性化を図るため、市民の暮らしの足を担う新たな移動手段として環境にやさしく低速で安全な小型モビリティの実証運行事業を実施します。
◎あいの風とやま鉄道黒部駅施設整備事業 4,767万円
黒部駅の西側出口等の整備やバリアフリー化による利便性向上を図るため、基本設計や各種計画等の策定を実施します。
○あいの風とやま鉄道生地駅周辺施設検討業務委託費 220万円
生地駅周辺の自治振興会や企業、関係団体等で構成する協議会で検討されている生地駅周辺のまちづくりの構想について、駅や駅周辺施設の内容、規模、配置の検討や整理等を行います。
◎黒部宇奈月温泉駅交通広場運用検討業務委託費 300万円
北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅の開業から9年が経過し、駅周辺施設および土地利用について課題が見えてきたため、交通広場の運用方法等について検討を行います。
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