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自治体の皆さまへ

『出かけやすいまち』を目指して ~暮らしを支える公共交通の構築~(2)

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富山県黒部市

(1)いつまでも出かけやすい公共交通

◆基本施策
・鉄道・路線バス等のサービスを維持・改善する
・輸送資源を総動員する
・交通事業者の経営を支える

市民の皆さんが利用しやすいよう、利用したくなるよう、新しい施設や利用状況に応じて路線バスの運行ルート等の見直しを行っています。

◆路線の延伸
多くの方にご利用いただけるよう、池尻線について令和5年4月から福平地区まで延伸しています。

◆バス停増設
あいの風とやま鉄道生地駅周辺の整備にあわせ、新幹線生地線・南北循環線について、令和5年3月に「I-TOWN」バス停を増設しています。

◆運行ルートの見直し
「道の駅KOKOくろべ」の開業に伴い、生地循環線について令和4年4月に「道の駅KOKOくろべ」につながる新ルートを追加しています。
地域の輸送資源を有効活用する方策の一つとして、市有スクールバスを児童・生徒の登下校以外にも活用する取り組みを行っています。

◆暮らしのサポート便実証運行事業
令和5年7月からスクールバスの空き時間を活用して、内山地区・音沢地区と宇奈月サービスセンターとを結ぶバスの実証運行に取り組んでいます。

◆放課後子ども教室での活用
公民館等で開催する放課後子ども教室での体験学習に活用しています。

(2)まちづくりや観光と共創する公共交通

◆基本施策
・駅周辺のまちづくりと中心市街地の活性化を促進する
・観光とともににぎわいをつくる

バス・電車利用者の市街地での回遊性の確保や利便性を高めるため、また、公共交通を利用しながらの自転車の旅での行動範囲を広げるため、自転車を活用したレンタルサイクル事業を展開しています。

◆ちょいのり黒部(事前登録制)
◇ステーション設置場所
あいの風とやま鉄道黒部駅、黒部市民病院、黒部市役所、パッシブタウン・黒部郵便局、中央小学校、大阪屋ショップ(黒部店)、電鉄黒部駅

◇利用時間
7:00~21:00
※事前登録の方法、利用条件等の詳細はHP(ホームページ)をご覧ください。

◆名水の里レンタサイクル
受付窓口:
・黒部市コミュニティセンター【電話】57-1011
・村椿公民館【電話】57-1029
・吉田科学館【電話】57-0610
※利用時間、利用条件等の詳細は、各受付窓口までお問合せください。

◆中心市街地の回遊性向上を目指して
環境に配慮し、誰でも気軽に移動できる交通手段として、中心市街地の主要施設をめぐる小型電動カートの導入を目指しています。

◆利用することで守る、わたしたちの公共交通
公共交通は、運転免許を持たない人にとっては通勤・通学や買い物の際などに、特に必要なサービスです。お出かけの移動手段として「マイカーだけ」ではなく「マイカー以外の移動手段がある」方が安心ですね。市民一人ひとりが意識して利用することで、公共交通を守り、より便利なサービスにしていきましょう。
黒部市でも、公共交通の利用促進を図るため、様々な取り組みで支援しています。お出かけの際はぜひ公共交通を利用しましょう。

◇親子でおでかけ事業
夏休み期間中に親子で富山県内の公共交通を利用した場合に、「おでかけきっぷ」を使うと小学生の運賃が無料になります。「おでかけきっぷ」は夏休み前に市内の小学校で配布予定です。

問合せ:都市計画課
【電話】54-2647

◇孫とおでかけ支援事業
市内に住む祖父母と孫(年齢、居住地不問)が一緒に県内の対象施設にお出かけする際に、入館料や体験料が無料になります。

・市内対象施設
吉田科学館、黒部市美術館、セレネ美術館、歴史民俗資料館、YKKセンターパーク

問合せ:こども支援課
【電話】54-2577

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