市議会6月定例会(6月26日(水))で成立した予算について、主な事業を紹介します。
(1)低所得者等支援給付金事業費 3億8,973万1千円
物価高騰による負担増を踏まえ、給付金・定額減税の一体支援として令和6年度新たに住民税非課税となる世帯及び住民税均等割のみ課税される世帯に対し、1世帯当たり10万円と子ども1人当たり5万円の給付金及び定額減税しきれないと見込まれる所得水準の方への調整給付金を支給します。
(2)中国遼寧省大連市訪問事業費 164万1千円
中国遼寧省の大連市から姉妹都市・友好都市の可能性を含めた交流を行いたい旨の申し出があったため、9月に大連市で開催される大連日本商品展覧会に参加し、本市の観光PRを行うとともに今後の交流拡大に向けた方向性、可能性について会談を行います。
(3)新型コロナウイルスワクチン接種事業費 8,328万4千円
令和6年度のワクチン接種について、秋から冬にかけて定期接種を実施する際に自己負担(7,000円)の3分の2を補助します。
(4)子どもインフルエンザ予防接種費助成費 786万円
インフルエンザの重症化予防と子育て世代の経済的・精神的負担の軽減を図るため、小中学生のインフルエンザ予防接種費用を助成します。
(5)テレワーク推進事業費 1,600万円
市内を訪れたテレワーカーが快適に仕事ができる場所や外部人材が企業や市民と打合せを行う場所としてテレワークスペースを整備します。
(6)共同利用漁船等復旧支援対策事業費 278万9千円
能登半島地震により被災した漁具の購入費のうち、国及び県の補助額を差し引いた後の自己負担額の2分の1を支援します。
(7)山小屋経営支援給付金 270万円
能登半島地震により黒部峡谷鉄道の鐘釣橋が損傷したことに伴い、鐘釣駅及び欅平駅周辺の山小屋が営業できない状況にあることから、山小屋経営に対する支援として給付金を支給します。
(8)総合体育センターLED化等更新事業費 1億8,900万円
脱炭素化の推進を図るため、地球温暖化防止黒部市役所実行計画に基づき、総合体育センターの照明設備をLEDに更新します。
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