現在、デジタルは生活や産業のあらゆる分野で広く普及しており、さまざまな新しいサービスが登場し、社会課題の解決に貢献するなど、日常生活に便利さと快適さをもたらしています。
県では、県民の皆さんがデジタルによって、社会や暮らしが変わったと実感できるよう「やまぐちデジタル改革」の取り組みを力強く前へと進め、人にやさしいデジタル社会の実現を目指しています。
1「やまぐちデジタル改革」を推進しています
■デジタル改革3つの柱
◆「やまぐちDX」の創出
やまぐちDX推進拠点『Y-BASE』を核として、県内の市町や企業、団体などと連携しながら全県的なDXを推進します。
▽DXって何?
「デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)」の略。デジタル技術の活用により人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること。
◆「デジタル・ガバメントやまぐち」の構築
行政手続きのオンライン化やワンストップ化、マイナンバーカードの活用などにより、行政サービスの利便性の向上を図ります。
◆「デジタル・エリアやまぐち」の形成
情報通信インフラを県内全域に整備するとともに、DX推進のためのデジタル人材を確保、育成します。
■誰一人取り残されないデジタル社会のために
近くに携帯ショップがなかったり、移動手段のない高齢者等に対して、訪問型や移動型のスマホ教室を行うなどの、デジタルをより身近に感じていただけるきめ細かな取り組みを支援しています。
2暮らしがこんなに便利で快適に~子育て・医療・産業編~
■病児保育ネット予約サービスを導入
病児保育ネット予約サービスでは、マップや名称から施設を手軽に検索できます。予約システムが導入された病児保育施設では、スマートフォンで24時間いつでも簡単に空き状況の確認や予約の申し込みができます。
病児保育の利便性向上につながる予約システムの施設への導入を支援し、子育てと就労などが両立できる環境づくりを推進しています。
1予約
↓
2受診
↓
3入室
▽利用者の声
子どもが体調不良の時に、仕事に行かなければならない時の預け先が見つけやすくなりました。
▽病児保育施設の声
電話のみだった予約がオンラインで可能になり利便性の向上につながりました。(宇部市・金子小児科 金子先生)
お問い合わせ先:県こども政策課
【電話】083-933-2747
■ちょっとした不安をオンラインで相談!
県内在住の妊産婦や小児の保護者が医療面での悩みや不安を「産婦人科医・小児科医・助産師」にいつでもオンラインで相談できるサービスを提供しています。
▽夜間相談
平日18時~22時(1回10分の予約制)
LINEのメッセージチャット /音声通話 / 動画通話
▽いつでも相談
毎日24時間受付(原則24時間以内返信)
専用ウェブサイトから相談を送付できます
▽日中助産師相談
月・水・金13時~17時(予約不要)
予約なしで助産師とLINEのメッセージチャットが可能
▽利用者の声
写真を送信できるため、状況を正しく伝えることができ、安心して相談できました。
※会員登録後、ご利用いただけます。会員登録には、山口県限定の合言葉(パスワード)が必要です。
お問い合わせ先:県医療政策課
【電話】083-933-2961
■デジタルで仕事の効率UP!
中小企業のデジタル経営転換を促進するため、デジタル技術を活用した生産性向上や既存ビジネスの変革などを目指す取り組みを支援するとともに、情報セキュリティ対策への支援を行っています。
▽DX推進補助金「先駆型補助金」を受けた運送業者の声
・データの検索機能を充実させた結果、配車状況の把握などが容易になり、物流の停滞が懸念される、いわゆる2024年問題の解決に向け、空車回送距離の削減、往復輸送の提案など、工夫して業務に取り組めるようになりました。
・事務処理の効率化により、月末処理が楽になり、残業時間が短縮され、ワークライフバランスが取れるようになりました。
お問い合わせ先:県経営金融課
【電話】083-933-3180
※詳しくは、本紙をご覧ください。
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