「あの子、大丈夫かな…。」あなたの周囲に、虐待が疑われるような子どもはいませんか。
児童虐待のほとんどは、家庭という密室の中で起こっており、時には「しつけ」と称して暴力が振るわれることも…。
■周囲の人が児童虐待に気付くには?
虐待を受けている子どもには特徴的な行動や状況(サイン)が現れます。例えば、次のような特徴が見られ、一つだけでなく、複数の項目に該当したり、頻繁に見られたりする場合には虐待が疑われます。
◇子どもに見られる児童虐待のサイン
・説明できない不自然なアザや火傷のあとがある
・衣服や身体がいつも汚れている
・急にやせた
・表情が乏しい
・落ち着きがなく、乱暴
・家に帰りたがらない
・夜遅くまでひとりで遊んでいる
・親を避けている
・親がいなくなると急に表情が晴れやかになる
・拒食、過食、むさぼるように食べるなどの異常な食行動
子どもや保護者の様子に「何か変だ」と思ったら、児童相談所虐待対応ダイヤル「189」(いちはやく)に電話をしてください。子どもを守るためには、周囲の人たちが虐待にいち早く気づき、救いの手を差し延べる必要があります。
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