■神舞学習 16神めぐり
今年の夏、盛大に行われた祝島の神舞。祝島小学校では今年、一年を通じて神舞の学習を行っています。その学習の一環として、神殿を色鮮やかに飾った切り飾りにも示されている16の神を巡る学習を行いました。
まず10月16日は陸編として島内にあるとされる14の神を歩きながらたどっていきました。保護者や地域の方と一緒に地図を片手に歩きました。案内をしてくださった方からどのような神様なのかお聞きしながら、時には「ここにあるはずなのだが。見当たらないね」、「かなり昔に別の場所に移されたんだね」など所在がはっきりしないものもありましたが、神舞に由来する神様がこの祝島にあることを改めて知ることができました。また、11月13日は、海編として小祝大明神、宇和島大明神をめざしました。島の方に漁船を出していただき、まずは小祝島に向かいました。あいにく波が高く上陸はできませんでしたが、近くまで寄り祠を確認することができました。宇和島には波が高く、向かうことを断念しました。
地域の伝統行事である神舞について、児童は知識を深めていくとともに興味や関心を高めていっています。この学習を通して学んだことや考えたことなどを様々な形にして発信していく予定です。
■人権教育参観日・祝島運動会
11月16日は人権教育参観日でした。道徳の授業で「思いやり算」について学習しました。思いやり算とは人を笑顔にする算数。「たすけあうと大きな力に」、「ひきうけると喜びが生まれる」、「声をかけると一つになれる」、「いたわると笑顔は返ってくる」という心を豊かにする言葉の算数です。「思いやり算の名人になろう」というめあてのもと、いろいろな場面を想定した思いやりの言葉がけなどを考え発表しました。参観にいらっしゃった保護者や地域の方も一緒に考え、楽しく学習することができました。
午後は祝島運動会が開催されました。島内外から多くの方が参加して大変盛り上がりました。子どもも大人も一緒になって玉入れや綱引き、リレーなどの種目に参加しました。一生懸命がんばる姿に多くの声援や拍手、時には感心する声などがありました。参加されたみなさんは晩秋のひとときを楽しく有意義に過ごされました。
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