令和6年4月から、「上関魚図鑑」プロジェクトが本格始動しました。
このプロジェクトは、「上関の漁業文化と豊かな魚を活かした地域活性化を図るため、町民と行政が一致団結して魚図鑑および付帯品を作り上げる」との思いから、昨年度はじめから協議を重ねてきたものです。
上関で水揚げされる魚を集めていきながら、鹿児島大学の協力のもと春・夏・秋・冬と4度の採集調査を実施し、全種類の魚類の標本を作る予定です。また、その成果品として、魚の図鑑やカルタなどのグッズを製作し、教材や特産品としての活用を考えています。
調査は鹿児島大学魚類分類学研究室のメンバー、町内各漁協協力のもと、町内の全海域を対象としています。
4月25日に第1回目の調査が行われ、船と磯での魚釣りと、干潮時に磯を歩いて手網で魚を捕まえました。
今後も珍しい魚の紹介など、広報やInstagramでご報告します。
◆発起人の一人、上田健悟さんから一言
上関の海には何種類の魚がいるでしょうか?身近な海の知らない世界を皆さん一緒に調べてみましょう!名前の分からない魚を見つけた人は、調査しますので道の駅まで持ってきてください。よろしくお願いします。
連絡先:【電話】080-6154-9168(上田)
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