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栽培漁業センターだより

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山口県上関町

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■~クルマエビ養殖がスタート!~
6月3日、例年どおり、山口市秋穂にある山口県栽培漁業公社で孵化した稚エビが輸送トラックで運ばれてきました。稚エビたちをすぐに養殖池へ移すと、事前に撒いていた餌に勢いよく向かい、餌を抱えて食べ始めました。今年の稚エビたちも良好なようです。
クルマエビの餌は、イカや魚粉などを混ぜ合わせ、圧力をかけて固めたもので、クルマエビの成長に合わせて大きさなどが変わります。運ばれてきた稚エビは全長約1.5cmで、この頃の餌の大きさは粒形約0.1mmです。年末にはクルマエビも全長約17cmになり、餌の粒形は約3mm、粒長は約5mmとなります。餌の量は初日の10kgから始まり、最大で240kgまで与えます。クルマエビの成長には、クルマエビの大きさに合わせた適切な餌の大きさと量が重要です。餌の大きさは、クルマエビが抱えやすく、噛みつきやすいものでなければいけません。量は、多すぎると食べ残して池を汚し、少なすぎると成長に差が生じます。また、飼育尾数や水温なども考慮して、毎日過不足なく餌を与えていきます。
これから年末の出荷まで、クルマエビの気持ちに寄り添いながら、丁寧に育てていきます。どうぞ楽しみにお待ちください。

問合せ:(公社)山口県光・熊毛地区栽培漁業協会
【電話】62-6030【FAX】62-6033

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