YouTube・Facebook
情報発信中!
■~真夏の車海老、順調に育成中!~
約3か月前の6月3日から飼育を始め、最初は1.5cmだった車海老は、今では13cmまで順調に成長しています。今の時期は気温が高く、飼育池の水温が30℃を超えます。車海老の成長に適した水温は20℃~25℃なので、30℃を超えるとストレスが強くかかってしまいます。そのため外海の12m下からポンプで冷たい海水を汲み上げて飼育池に注水し、水温の上昇を抑えています。
また、夏場は日常の管理に加え、生産尾数の管理など、重要な管理も行っています。生産尾数が多いときや、車海老が成長して飼育池の密度が濃くなってくるとストレスを感じて病気になるリスクが高まるため、電気網を使用して、車海老を取り上げて密度を調整してあげます。
そして取上げた後は、必ず潜水して車海老の状態を確認します。電気網を使っているため、死んだ車海老がいないか、餌をしっかり食べているか、など細かくチェックしています。取り上げ後のチェックはとても大切です。
年々暑さが増しているこの季節、私たち職員も熱中症に気をつけながら、いつもと変わらず丁寧に飼育管理を行ない、夏を乗り越えていきます。
出荷まで残り約3カ月、どうぞ楽しみにしていてください。
問合せ:(公社)山口県光・熊毛地区栽培漁業協会
【電話】62-6030【FAX】62-6033
<この記事についてアンケートにご協力ください。>