千年以上の歴史と伝統文化である「祝島神舞」が8月16日~18日の3日間行われました。コロナ禍を経て8年ぶりの開催となった神舞には、帰省客や多くの観光客などが訪れ、祭りは賑わいました。
今回の神舞は、日程をこれまでの5日間から3日間に短縮したほか、仮神殿を祝島小学校の体育館にするなどしました。人口減少や高齢化に伴い、担い手不足は深刻です。それでも、千年以上続いてきた伝統を守ろうと島民の皆さんは力を合わせて頑張ってこられました。
初日の入船神事では、大分県国東市伊美別宮社からの神職や、里楽師の皆さんを櫂伝馬船などのお供船がお出迎え。華やかに飾られ、祝島沖で大きく旋回する船団を、波止で手を振りながら多くの観客が見守りました。また、仮神殿では神楽が奉納され、多くの人が伝統芸能を楽しんでいました。最終日は4年後の再会を願う出船神事で、神舞は幕を閉じました。
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