■心の健康を大切に…
~3月は自殺対策強化月間です~
健康な生活を送るためには、心のケアと体のケア両方を大切にすることが重要です。心と体は相互関係と言われており、どちらかが不調になると相互に影響を及ぼしてしまいます。
ストレスをため込んでいませんか?
ストレスをため込むとさまざまな変化が現れることがあります。
○心の変化
・気分が落ち込む
・物事に集中できない、何もしたくない
・イライラする、興味や喜びの喪失
・強い不安や緊張感が続く
・考えがまとまらない など
○体の変化
・疲れやすい、疲れがとれない
・眠れない、途中で目が覚める
・めまい、頭痛、肩こり
・吐き気や胃痛
・食欲の減退または増加 など
多くの場合は、時間の経過とともに自然に回復していきますが、このような症状が2週間以上続く場合には、かかりつけ医や専門機関に相談してください。人によって体力や食事の量が違うように、自分に抱えられるストレスの量も人それぞれ違います。気持ちや体調の変化はあなたの身体からの危険信号です。
■ゲートキーパー養成講座を開催しました
町では、誰もが自殺に追い込まれることのない地域をめざすことを目的に、心の健康・自殺予防対策事業の1つとしてゲートキーパー養成講座を行っています。2月28日、昨年に引き続き、町内小中学校のスクールカウンセラーである山口カウンセリングオフィス臨床心理士の武田朋昭先生を講師にお迎えし、地区組織の皆さんを対象に高齢期の心の健康を支えるゲートキーパー養成講座を実施しました。
ゲートキーパーとは、身近な人の心の変化に気づき、話を聴いたり、必要な時には専門機関につなぎ、つないだ後も寄り添い見守ったりすることができる人のことです。参加された皆さんは、どのような状態が心の健康に影響を及ぼしているのかを学び、認知症と高齢期うつの違い、声のかけ方や聴き方、対応するときのポイントを熱心に聴講されていました。
身近に話をよく聴いて、一緒に考えてくれる人がいると、孤独を防ぎ安心感が得られます。高齢化率が60%近くと高齢者の独居世帯・高齢者世帯の多い上関町では、高齢者同士がどう支え合うことが大切なのか、身近な人が「いつもと何か違う…」を気づくことの大切さを再認識しました。
■山口自死遺族の集い クローバー
大切な方を自殺で亡くした遺族が、体験や想いを安心して語り合いわかちあう場です。
日時:毎月第3土曜日(8・12月を除く)13時30分~15時30分
場所:山口県福祉総合相談支援センター(山口市吉敷下東4丁目17番1号)
参加費:無料
問合せ:山口県精神保健福祉センター
【電話】083-902-2672
※初めての方は、電話でお問い合わせください。
*****
問合せ:保健福祉課 健康増進係
【電話】62-0324
<この記事についてアンケートにご協力ください。>