鳥獣被害を防ごう

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野生鳥獣による農作物の被害が増えています。
特にイノシシは、住宅地や笠戸島にも生息域を拡大しています。

《イノシシによる農作物被害と捕獲数》

■被害を防ぐために
(1)野菜や果樹を放置しない
知らないうちにイノシシに餌を与えることになります。地中に埋めたり、コンポストを利用しましょう。
(2)農地周辺の草刈りをする
イノシシの隠れ場所をなくしましょう。
(3)防護柵を設置する
隙間や下からすり抜けられないように設置しましょう。

▽イノシシの生態
体長：100～170cm
体重：80～190kg
特徴：
・神経質で警戒心が強い
・雑食で人の出したゴミなども漁る
・嗅覚が優れている
・鼻先で70kgのものを持ち上げる
・助走なしで1m以上跳躍する
・時速45kmで走るなど

▽イノシシに出会ったら
(1)イノシシの視線から隠れる
背を向けず、ゆっくりと樹木や塀の陰に隠れましょう。
(2)高いところに逃げる
塀の上、植え込みなどイノシシより高いところに逃げましょう。

■防護柵などの資材費を補助します(鳥獣防除柵等設置補助制度)
対象耕作地：
次のいずれかに該当すること
(1)農業委員会の農地台帳か水稲共済細目書に登録がある
(2)農作物の出荷、販売を目的としている
(3)農業振興地域内
(4)1アール(100平方メートル)以上のまとまった耕作地
対象資材：
・電気柵
・ワイヤーメッシュ
・トタン板
・防鳥ネットなど

▽補助額
資材費の半額(上限10万円)
※補助金は、設置完了後(補助金額確定後)に支払います。

▽注意点
次の場合は補助対象外です。
(1)補助金交付決定前に資材を購入
(2)資材の送料および設置費用
(3)令和6年3月31日までに未設置

◎設置前に市窓口にお問い合わせください。

■クマの目撃情報が増えています
5月以降、市内を含む周南地域では、ツキノワグマとみられるクマの目撃情報が相次いでいます。
▽ツキノワグマの生態
体長：100～150cm
体重：30～130kg
特徴：
・聴覚、嗅覚が優れている
・植物中心の雑食性
・木登り、水泳が得意
・時速40kmで走るなど

▽クマに出会わないために
・山に入る場合は、高い音が鳴る鈴やラジオなどを携帯する。
・山菜採りの際は、注意が散漫になりやすいため、1人で行動しない。
・弁当の残りなどは必ず持ち帰る。

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問合せ：農林水産課(4階(5)番窓口)
【電話】45-1844