◆ヤングケアラーとは
子ども・若者育成支援推進法において、「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」とされています。
◆「過度に行っている」とは
子どもが家族の介護などの世話をすることで、以下の状態になっている場合をいいます。
・健やかな成長・発達に必要な遊びや勉強などの時間が奪われている
・ケアに伴い身体的・精神的に重い負荷がかかっている
◆なぜ問題なのか
家族の手伝い・手助けは「普通のこと」と思うかもしれません。しかし、学校生活に影響が出て、心や体に不調を感じるほどの重い負荷がかかっている場合があります。過度に家族のケアを担うことで、勉強に取り組むことや、子ども・若者らしい情緒的な関わりができず、年齢相応に自分の将来のことを考えることができなくなる可能性があります。
◆大人の皆さんへ
「ヤングケアラー」は家庭内の問題であり、表面化しにくいといわれています。ヤングケアラーかもしれないと思う子どもがいたら、寄り添い丁寧に話を聞くこと、必要な場合には何らかの支援を行うことが重要です。地域で気になる子どもや家庭を見かけた時は、下記の相談先に連絡してください。
◆子どもの皆さんへ
こんなことで悩んでいませんか?
・学校に行けないときがある
・授業中に居眠りをしてしまう
・宿題や勉強をする時間がない
・友達と遊ぶ時間がない
・家族のことを相談できる相手がいない
こんなときは一人で抱え込まずに、学校の先生など身近な大人や下記の相談先に相談してください。
◆悩んだ時の相談先
・市こども家庭課相談支援係【電話】45-1873
・ヤングテレフォンくだまつ【電話】43-4976
・児童相談所相談専用ダイヤル【電話】0120-189-783(24時間対応)
・県ヤングケアラー専門相談窓口【電話】0120-85-1177(24時間対応)【E-mail】youngcarer@s-seikouen.com
・つながるやまぐちSNS相談(24時間対応)(二次元コードは本紙参照)
問い合わせ:こども家庭課(1階(21)番窓口)
【電話】45-1873
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