●市民の皆さんと最高のウォーターフロントエリアを作っていきたい
下関市長 前田 晋太郎
今年2月に策定した「あるかぽーと・唐戸エリアマスタープラン」の実現に向けたプロジェクトが、いよいよ本格的に動き出しました。
関門海峡を臨むこのエリアでは、幾度となくチャレンジが繰り返されてきましたが、星野リゾートさんが手を上げてくださり、今年8月には遂にホテルの建設工事がスタートしました。
しかし、ホテルが出来ればすべて良し、とはいきません。海峡の魅力をもっと引き出すためには何が必要か、渋滞をどう解消するのかなど、考えることは山ほどあります。
こうした課題は、行政だけでは解決できません。そこで、下関を愛するまちづくり会社の皆さんを中心に、市内の皆さん、全国区の専門家の皆さんにご協力いただく体制をつくり、今まさに熱い議論を進めています。
「市民の皆さんが下関を誇れる、素晴らしい、輝かしいエリア、日本国内でも最高のウォーターフロントシティをつくっていくんだ」という気持ちで、さらに一段ギアを上げて、積極的に取り組んでいきます。ご期待ください!
■カイキョーReBoRNプロジェクト
●プロジェクト名に込めた想い
下関を中心に関門エリアが「日本を代表するウォーターフロントシティ」になるため、海峡が「ReBoRN:大きく生まれ変わる」プロジェクトであることを分かりやすくかつ力強く表現しました。
●プロジェクトをイメージしたロゴマーク
モチーフは、関門海峡の景観や事業を象徴する「船舶の往来」。これから生まれていくさまざまな場やコンテンツがコンテナのように船に積み上げられ、「前に進んで行く」プロジェクトのイメージをデザインしました。
●ついに動き出した関門海峡を舞台とする一大プロジェクト
今年2月に策定した「あるかぽーと・唐戸エリアマスタープラン」の実現に向けて、各種事業を公と民が密接に連携して推進するため、「あるかぽーと・唐戸エリアマスタープラン推進会議」と「あるかぽーと・唐戸エリアマスタープランデザイン会議」を設置して動き始めました。
■あるかぽーと・唐戸エリア マスタープラン推進体制
◇マスタープラン推進会議
開発やプラン推進に関わる方針の意思決定を行う。
◇マスタープランデザイン会議
プランの推進等について調査・検討し、推進会議に提案を行う。
■プロジェクト情報
公式HPや各種ソーシャルメディアで、進捗情報を随時発信します。魅力いっぱいに生まれ変わるカイキョーエリアにご注目ください。
(QRコード)公式HP
(QRコード)YouTube
推進会議の映像は、YouTubeで公開しています。
(QRコード)Facebook
(QRコード)Instagram
(QRコード)X(旧Twitter)
※QRコードは本紙参照
問合先:エリアビジョン推進室
【電話】231-5838
■海峡を遊びこなす、朝から夜までめぐって楽しい、現代日本の港まち
あるかぽーと・唐戸エリアは、公民で連携し社会実験などを行いながら、10年後を目標に、日本を代表するウォ―タ―フロントシティに生まれ変わります。
・マリンパークゾーン
・海峡らしさをモチーフとした子どもの遊び場
・海峡を身近に感じられ、日常的な居場所となる親水空間
・海峡を眺めて過ごせるモバイルファニチャー
・港まちらしいモビリティ
・エリア内の移動を楽しむEVパーソナルモビリティ
・水産漁業レクリエーションゾーン
・釣った魚がその場で食べられる浜焼き
・唐戸ゲートウェイハーバーゾーン
・海に近づけるテラス空間
・海峡の眺望と地場の味めぐりを楽しめるネオ横丁
●魅力あるゾーンを効果的につなげるしかけ
◇海峡プロムナード
移動そのものを楽しめる海峡沿いの散策道。
◇グリーンベルト
市街地と海峡側をつなぐ緑の緩衝帯。
◇たてみち
海峡とまちを視覚的につなぎ、回遊を促す動線。
●プロジェクトの船出
下関愛あふれる6人で起業したまちづくり会社「カイキョーエリアマネジメント株式会社(KAM)」は、有限会社ハートビートプランとタッグを組み、市と共にこのプロジェクトを推進しています。
●海峡の風景を次の世紀につないでいく
KAMの吉田悟代表取締役はプロジェクトへの想いを語ります。「時を越えて受け継がれる下関の海峡の風景は、私たちにとって詩的な資産です。本気の公民連携を実現し、この資産を次の世紀につなげていけるように精進して参ります。」
(写真)あるかぽーと・唐戸エリアマスタープランデザイン会議で話す吉田悟氏
●あるかぽーと・唐戸エリアの動き
令和7年秋の開業を目指す星野リゾート「リゾナーレ下関」の起工式が、8月23日にあるかぽーとで執り行われました。
(写真)星野リゾート瀬尾光教氏
(写真)「リゾナーレ下関」イメージ図
※写真は本紙をご覧ください。
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