■下関だけ! この時期だけ! イワシ鯨生肉
皆さんこんにちは! 前田晋太郎です。
36年にわたり、我が国の捕鯨を支え続けてくれた捕鯨母船「日新丸」が、その役目を終え、先の帰関が最後の勇姿となりました。その志は、来年3月に完成予定の新母船「関鯨丸」に引き継がれることになります。
2年前から、操業の最後に捕獲したくじらを冷凍せずに生肉の状態で陸揚げし、下関漁港地方卸売市場で競りにかけるという仕組みが定着しました。
一年にたった一度しかない鯨肉の競りですが、市場は異様な熱気に包まれ活気づきます。一番競りは、イワシ鯨の中でも最高級の尾の身。注目が集まるその競り値ですが、今年はなんと1キロ80万円の高値で競り落とされました。
私も賞味しましたが、マグロの大トロとも違う、良質の馬肉とも違う、甘い脂身ととろけるような食感で、素晴らしい味です。「一人でも多くの市民や観光客に安く鯨生肉を食べていただきたい」という思いから、今年は、賛同いただいた市内飲食店で皆さんに生肉を提供する取り組みを行いました。
食べられた方、お味はいかがでしたか?
新鮮なイワシ鯨の生肉がいち早く食べられるのは下関だけ!この切り口でこれからもPRに力を入れていきます。応援よろしくお願いいたします!
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