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しもまちキラリ

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山口県下関市

■JDSFブレイキン山口
若者に人気があるブレイキンは、パリオリンピックの新種目になるなど、今注目を浴びています。
そのような中、大会などで優勝者を輩出しているJDSFブレイキン山口。
チームの目指すものとは。

●ブレイキンの力で下関に活気を
◇国内トップクラスのダンサーが下関に集結した日
ブレイキンは、DJがかける曲に合わせて即興で踊るバトルです。踊りながら技を決め、創造力も重要視されます。2024年パリオリンピックの新種目に選ばれ、5年後には国体種目になることが決定しているブレイキン。
その世界最高峰バトルイベントの日本大会決勝が昨年、下関で行われました。国内トップクラスのダンサーが海峡メッセに集結。熱いバトルが繰り広げられ、その様子が世界中のダンサーに発信されました。
始まりは1年半ほど前。「決勝の会場を決めるときに『下関には武蔵と小次郎が決闘をした場所がある』いうことで盛り上がり、ブレイキンのみんなが下関にやってきました」こう話すのはJDSFブレイキン山口の部長北脇琢也さんです。

◇勝ち負けではない広がりを
北脇さんは、中学2年生の時、馬関まつりでストリートダンスを見たのをきっかけに、ダンスの世界に入り込みます。高校卒業を機に、大阪、神奈川のブレイキンの聖地といわれる場所で修行を積みました。その結果、北脇さんはブレイキンで全国的にも評価されるまでに登り詰めていましたが、10年前、ブレイキンで下関を盛り上げようと帰関。今は家業の傍ら、下関をはじめ、小野田や防府でブレイキンを子どもたちに教えています。子どもたちは、頭を床に押し当てて回るなど、難しい技も軽々とこなします。
10年間子どもたちに教えてきた北脇さんは、想いをこう語ります。「『上手くなりたい』『大会で優勝したい』という想いでコツコツ努力することで、肉体的、精神的に鍛えられます。そして、ブレイキンを通して、みんなで切磋琢磨したり、楽しんだり、協力し合ったりします。そのことでコミュニティが広がり、下関市にどんどん活気が出て、もっと良い街になればと思います。ただ大会で終わるだけではなく、勝ち負けだけでもなくて、その中に広がりのようなものが生まれるといいですよね。ブレイキンをやっている子どもたちや保護者、先生たちがどんどん増えて集まると、ものすごい力になるんです。その力をこれから、下関市や山口県に役立てられるようなことをしていきたいと思っています」

●百聞は一見に如かず!
◇JDSFブレイキン山口が出場予定のイベント
7月8日 KANMON DANCE WAVE 2023(詳細本紙11ページ)
7月23日 かつやまかっぱ夏まつり(詳細本紙9ページ)

◇Red Bull HP
世界に配信されたブレイキンバトルイベントの日本大会決勝の動画や下関を舞台にしたPVも必見です。
(配信が停止されることがあります)

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