■第33回MOA美術館 全国児童作品展書写の部 「農林水産大臣賞」受賞
◇木嶋咲花さん
一点一画にこだわって
妥協は一切なし
MOA美術館全国児童作品展書写の部応募総数5万3,215点の中から、唯一の農林水産大臣賞を受賞した勝山小学校6年生の木嶋咲花さんを紹介します。
木嶋さんが書道と出会ったのは、6歳の頃。母親の勧めで書道教室に通い始めます。「お手本をよく見て、字のバランスや筆の運び方を教わりながら練習しています」と、ここまではよくある話。木嶋さんが全国で表彰されるまでに上達した秘訣。それは、「これだ」と思うまで一切妥協をしないこと。
指導する豊田春園先生は、「基本がしっかりできていて、字にクセがない。熱心で、センスもあって、努力家。気に入らないとね、妥協できないみたいです」と、教え子の成長がうれしそうです。
「将来の夢は書家。これからも先生に教わって、努力をして、もっと上達したいです」夢をつかむその日まで、木嶋さんが手を緩めることはありません。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>