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仕事図鑑

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山口県下関市

このページは、小・中学生、高校生を対象に市内で働く人・職業を紹介しています。先輩たちのメッセージを参考に、未来の自分を探してみませんか。

■司会者
久保裕絵さん
下関市出身

◇司会者の仕事
イベント会場や披露宴、ご葬儀などでプログラムに沿って司会進行します。
シーンごとに相応しい言葉、声の抑揚、所作などにより雰囲気を作ったり、予定外の出来事に臨機応変に対応したりすることが求められます。

◇仕事で大切なこと
限られた時間の中で、お客さまの気持ちを丁寧にくみ取り、いかにその心に寄り添えるかが大切です。
お客さまは十人十色です。どのように事を進めてほしいのか、どうしたら喜ばれるか。司会者の自己満足で終わることがあってはいけません。

◇仕事のやりがい
人生の節目をお手伝いさせていただけることです。
「心を込めて、お客さまの感動をお手伝いしたい…」この司会者の想いが、まさにお客さまの求められる気持ちと合致した時に、仕事のやりがいを感じます。

●最初の夢は「声優」でした
趣味でもある漫画やアニメを観て「このキャラクターはこの声だよね!」と幼少期から声を使う仕事に憧れを持っていた久保さん。学校でも放送部に入りたい一心で、入部試験を通過。「音に乗せる(放送する)からには」という想いで部活動に励みます。
就職先は悩んだ末、「声を生かすことに加え、働くことで自身の内面も成長させたい」という基準で選んだそうです。

●立ち振る舞いから心の在り方まで磨きが掛かる仕事です
「例えば、先日のご葬儀では、自宅から故人を温かく見送りたいという家族の想いがありました。何気ない会話の中でご家族が『故人の愛称』を大切にしていると気付き、私も愛称で呼ばせていただきました。一つの正解だったかもしれませんが、同じことが他の家族に当てはまるとは限りません。寄り添いを積み重ね、お客さまの気持ちに応えたいです。日々仕事を通じて、さまざまな人間模様や家族愛、命の大切さを学んでいます」

取材協力:有限会社エヌ・アルファ
(【電話】253-8221)

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