■2023年少林寺拳法世界大会 in Tokyo,Japan 出場
□単独演武
一般男子級拳士の部
青田匡玖さん
(下関市立大学国際商学科2年生)
少林寺拳法は護身術。
まず守り、それから反撃する技法体系。単独演武では、突き蹴りの「剛法(ごうほう)」や、投げ技の「柔法(じゅうほう)」の技を組み合わせ、実践的な動きを表現します。
昨年10月に、日本武道館(東京都)で行われた少林寺拳法世界大会in Tokyo,Japanに出場した青田匡玖さんを紹介します。
青田さんが少林寺拳法を始めたのは大学生になってから。剛法と柔法が複合的に組み合わさるこの武道に魅力を感じたそうです。監督の手厚い指導の下、日々練習を重ねています。
「少林寺拳法の技は、柔道や合気道のように理にかなった動きが大事です。そして相手の弱点を突く位置だったり、正しい蹴りの姿勢だったりも大事です。私の演武の持ち味は、これまで取り組んできた柔道や野球で培った体幹の強さだと思います」と青田さん。
世界大会の感想を聞くと青田さんは「出場した全国の拳士は、派手で切れや華がありつつ、決して無駄がない…きれいな演武を披露していました。学びしかない大会でした」と話し、さらなる武道の高みを目指します。
(写真)世界大会では茶帯でしたが、昇段試験に合格し、ついに黒帯に。
※写真は本紙参照
<この記事についてアンケートにご協力ください。>