このページは、小・中学生、高校生を対象に市内で働く人・職業を紹介しています。先輩たちのメッセージを参考に、未来の自分を探してみませんか。
■ディレクター 瓦谷 捺騎 さん 下関市出身
□どんな仕事ですか?
テレビ番組を作るのには、アナウンサーやカメラマン、照明・音声担当など、たくさんの人が関わっています。
ディレクターは、企画・演出から撮影現場での監督、そして撮影した映像の編集まで、オールマイティーに仕事をこなします。
□楽しいことは?
イベントの中継だったり、新しくオープンしたお店の取材だったり、時には医療現場にお邪魔したりと、毎日違うことに触れられることです。
いろんな人と出会えて、いろんな人とつながれることも楽しみの一つです。
□目指したきっかけは?
映像の作り方に興味があって、出演者として、実際の撮影現場に行ってみました。
すると「自分ならこんなふうに演出したい」という思いがあふれてきて、企画を考えることが好きなんだなと気付きました。
□現場の雰囲気をつくる
面白い企画を考え、取材先にアポイントを取り、台本を作成して出演者と打ち合わせ。現場では撮影スタッフに指示を出し、時には自らインタビュー。そして、オフィスに戻って待っているのは撮影した映像の編集。ディレクターの仕事は大忙しです。
市政だより「しものせき21」の撮影真っ最中の瓦谷さんに、お話を聞いてみました。
「良い番組を作るには、撮影現場の雰囲気づくりも大切です。視聴者に楽しんでもらうためには、まず出演者やスタッフが現場を楽しむこと。出演者のことを事前によく調べて、その人に合った演出を考えることが、ディレクターの腕の見せどころです」
□皆さんと関われる企画を
「地域の情報を届けるだけではなくて、下関の皆さんにたくさん出演してもらって、一緒に関われる双方向の企画もつくっていきたいです」
ディレクターの仕事を知ると、テレビの見え方が変わるかもしれませんね。
(写真)企画を考えて打ち合わせ
(写真)撮影スタッフに指示を出します
(写真)映像をつなげて番組が完成
※写真は本紙参照
▼取材協力:山口放送株式会社
【電話】0834-32-3860
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